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聯合ニュースによると、
韓国農水産食品流通公社(aT)は24日、今年の農水産食品輸出100億ドル(約7991億円)の達成を目指し、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)への輸出を前年比44.8%増の20億ドルに拡大する方針を明らかにした。
これに向け、来月開催される中国最大の加工食品展示会の全国糖酒商品交易会に出展するなど、中国内陸部の開拓に乗り出す計画だ。4~6月は韓国の大型スーパーで両国の国交正常化20周年を記念する農食品の販促プロモーションを開く。
ASEANへの輸出は前年比45.8%増の15億ドルを目標にしている。シンガポールで人気のイチゴ、マレーシアで好調な甘柿など、国別の人気商品の販売拡大に力を入れる考えという。
最大輸出市場の日本は福島第1原子力発電所事故以降、安全な食品を求める消費者が増えていることを受け、輸出額を前年に比べ26.4%多い30億ドルに引き上げる狙いだ。
日経トレンディが発表した「2011年ヒット商品ベスト30」によると、マッコリ(韓国伝統の濁り酒)が7位、紅酢(果実酢)が18位、K-POPが21位にランクインしており、韓流や韓国食品の人気の高さを生かす方針。
米国では自由貿易協定(FTA)発効で関税が撤廃されるインスタントラーメン、みそとコチュジャン(トウガラシみそ)、飲料、調味のりなど加工食品を中心にマーケティングを強化する。今年の輸出目標額は16.6%増の7億ドルに設定した。
今年1月1日から2月14日までの農水産食品輸出全体の額は前年同期比11.8%増の7億5740万ドルとなっている。
出所:聯合ニュース(2012.02.24)