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聯合ニュースによると、
韓国貿易協会の国際貿易研究院は27日、韓国と欧州連合(EU)の自由貿易協定(FTA)発効から1年を迎え、成果と課題をまとめた報告書を発表した。
それによると、FTAが発効した昨年7月から今年3月までの9カ月間で、FTAにより関税が引き下げられた品目の対EU輸出は前年同期比16.5%増加した。日本、中国、台湾のこれら品目の対EU輸出は、同期間にそれぞれ1.1%、0.3%、3.5%減少しており、FTAによる関税引き下げ効果が目に見えて表れたと研究院は分析している。
品目別の輸出増加率は、液晶テレビが1659.8%で最も高く、次いでギアボックスが1528.6%、ジェット燃料が1163.0%、ディーゼル小型車が668.0%などと続いた。
だが、関税が0%の品目や関税減免対象になっていない品目のEU向け輸出は22.1%減少し、全体の輸出(EU輸入統計基準)は3.6%減少した。
EUとのFTAは投資誘致の拡大にもプラスになった。FTA発効後9カ月間のEUの対韓国投資額は、前年同期比60.5%増の35億7000万ドル(約2800億円)を記録した。
出所:聯合ニュース(2012.06.27)