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聯合ニュースによると、
韓国とベトナムが6日、ハノイで通商トップによる会合を開き、自由貿易協定(FTA)締結に向けた交渉開始を宣言した。
両国は迅速な妥結を目指すことで合意しており、来月中に1回目の交渉を行う。ベトナムとのFTA締結は、新興市場への進出拡大、輸出先の多角化などさまざまな効果が期待される。
交渉では、韓国は電子・自動車市場など、ベトナムはコメなどの農産物市場の開放をそれぞれ要求する見通しだ。ベトナムは昨年、韓国との貿易で84億7000万ドル(約6640億円)の赤字を計上した。
韓国とベトナムをはじめとする東南アジア諸国連合(ASEAN)とのFTAは2007年に発効したが、韓国企業のFTA活用率は30%台前半にとどまっている。韓国の主要輸出品となる自動車や自動車部品、電気・電子製品などが関税撤廃対象となっていないためで、2015年の経済統合を目指すASEAN市場への進出拡大に向け、ベトナムとのFTA締結が急がれている。
両国の昨年の貿易額は186億ドル3000万ドル。前年比で約50億ドル増加するなど、毎年急増を続けている。
出所:聯合ニュース(2012.08.06)