本文のショートカット メインメニューのショートカット

投資ニュース

  • Home
  • Invest KOREAの紹介
  • ニュースルーム
  • 投資ニュース
韓国経済成長の鍵は中堅企業育成=KOTRA報告書
作成日
2013.01.02
제목 없음

聨合ニュースによると、

韓国の中堅企業の規模は主要競争国と比べ小さい。大企業と中小企業の中間に位置する中堅企業は国家経済の中心的な役割を果たす企業群として、重要性が増している。このため育成の必要性が指摘されている。

 大韓貿易投資振興公社(KOTRA)の報告書によると、2010年基準で国内312万5457企業のうち中堅企業は1291社(0.04%)にすぎない。中小企業が最も多い312万2332社で、大企業が187社だった。雇用規模でみると、中堅企業は108万人で全体の7.6%を占める。

 中小企業基本法が定義する中堅企業は3年間の平均売上高が1500億ウォン(122億円)以上だが、グループ内の相互出資制限を受ける大企業群には属さない。

 ◇世界では大きな力

 国によって中堅企業の定義は異なるが、欧州などの国では中堅企業が無視できない力を持っている。

 年間売上高100万~5000万ユーロ(1億1426万~57億1320万円)を中堅企業とするドイツは、全国約360万社のうち中堅企業は全体の11.8%に当たる43万社に上る。雇用規模も1184万人(46.0%)に達する。

 報告書は世界最高水準の競争力を持つドイツの中堅企業が世界金融危機や欧州危機の中、成長を続けてきたとした上で、「ドイツ経済のパワーの根源」と評した。

 欧州の他の国でもスウェーデンは中堅企業の比率が13%に達するなど、韓国よりも比重が高い。日本は年間売上高10億円を中堅企業としており、企業全体の3.7%に当たる6万6000社となっている。

 財閥や大企業偏重の経済構造を是正する「経済民主化」が急務とされる韓国だが、報告書は「中堅企業の育成なしに持続的な成長は難しい。より積極的な対策が必要だ」と指摘している。

原文記事

出所:聨合ニュース(2013.01.02)

メタ情報