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聨合ニュースによると、KOSPI(韓国総合株価指数)指数が2000を超え、韓国の株式市場が本格的に回復軌道に乗ったとの分析が出されている。
今年から始まった世界の証券市場の好調ムードから唯一外されていた韓国証券市場が、デカップリングから抜け出しているからだ。
KDB大宇宙証券のシム・サンボム、イ・スンウ、ホ・ジェファン研究員は、「韓国証券市場がグローバルな好調ムードから離れていた期間、またはそれに見合う上昇が表れる」とし、「積極的に株式の割合を高めた方がいい」と話した。
彼らは、「年初以降最大の上昇幅でやや戸惑ってしまうかもしれないが、構造的な観点から見ると、外部の大きなリスクは多くが解消されており、グローバル流動性も十分で、景気回復のシグナルが強くなりつつある」と指摘した。
また、「市場はカップリングをベースにしている。これまでの韓国証券市場のデカップリングが行き過ぎていた」とし、「新しい話題が証券市場の上昇を招いたのではなく、来るべきものが来ただけ」と評価した。
KDB大宇証券は株式の割合を拡大する対象として素材と産業財、金融、メディア業種などを提示した。代表的な業種のITでも市場の平均収益率は確保できると見込んでいる。
現代証券のぺ・ソンヨン研究員も「外国人が今年最大規模となる5600億ウォンの買い越しを記録し、デカップリング解消のスタートを切った」と評価した。
ぺ研究員は「日本の1月貿易収支が赤字を記録し、競合する韓国企業の業績に対する懸念が緩和された。また、ドイツの2月景気期待指数のサプライズも好材料として働いた」と分析した。
また、「実際、韓国企業はウォン高による競争力悪化にも関わらず、グローバルな景気回復による売上増加に対する期待が業績への懸念を緩和し、第四四半期の実績ショックから抜け出している」と話した。
東洋証券のキム・ジヒョン研究員は、「韓国証券市場が世界の証券市場に比べて比較的に低迷していた状態から抜け出した」と診断した。
彼は、「これまで韓国証券市場のデカップリングの原因となってきた政策の不確実性が大きく緩和されたため」と説明した。
先週末に韓国開発研究院(KDI)のヒョン・オソク院長が経済副総理に内定されたことで景気活性化に対するk自体が高まり、パク・クンヘ大次期統領当選者が「為替安定」の必要性について初めて言及したことで一方的なウォン高に対する懸念も大幅緩和された。
出所:聨合ニュース(2013.02.21)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。