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20世紀フォックス、韓国映画「ランニングマン」に投資する理由
作成日
2013.02.28
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ニューシースによると、

グローバルエンターテインメント大手である米国の20世紀フォックスエンターテインメントグループ傘下のフォックスインターナショナルプロダクションズ(FIP)が韓国映画に投資を行う。俳優のシン・ハギュンが出演するアクション映画の「ランニングマン」がそれだ。

FIPのサンフォード・パニッチ代表はソウル建大入口のロッテシネマで26日、ハリウッドメジャースタジオとしては初となる韓国映画に対するメイン投資に関する質問に答えた。

「ランニングマン」を選んだ理由としてパニッチ代表は、「韓国側の制作関係者から『ランニングマン』のシナリオをもらった。逃走劇のアクションがソウルの真ん中で繰り広げられるコンセプトがまず面白かった。また、映画の真ん中には父親と息子の関係がよく描かれている」とし、「二つの要素がうまく絡み合っており、初のメイン投資作品にふさわしいと考えた」と説明した。

特に、映画振興委員会の役割が投資決定に前向きな影響を与えた。「制作に参加した大きな理由のひとつが映画振興委員会だった。この映画は映画振興委員会の国際共同制作映画インセンティブプログラムに選定されて支援を受けた」

「ランニングマン」でスタートを切ったものの、韓国映画に対する投資はFIPがずっと関心を持っていた分野でもある。FIPは海外市場で競争力のある作品に対する投資、共同投資及び制作などを行っている。すでに日本、ドイツ、ロシア、スペイン、インド、台湾、メキシコ、ブラジル、スウェーデンなど11カ国で約30本の制作に関与している。映画が制作されている国のプロダクションスタッフ、監督、製作者などと戦略的なパートナーシップを締結して共同制作を行い、グローバルプロジェクトとして進められた作品の各国への配給を積極的に主導する。

パニッチ代表は、「5年前、フォックス社が海外市場に目を向けたときから、韓国は優先順位の高い市場だった」とし、「こうした関心を表すことができる場を設けられたことを嬉しく思っている」と話した。また、「ハリウッドはパク・チャンウク監督の「オールドボーイ」を見て、韓国の映画産業に多大な興味を持つようになった。私自信、英語作品ではないが彼の作品に魅了された。韓国映画を広く知らせる触媒の役割を行ったと言える」とし、「すでに知られているように、韓国映画のあり方について注目している」と話した。

さらに、「多くの韓国映画を見たものの、『ランニングマン』は新しいジャンルとアクションを見せてくれると思う。FIPは『ランニングマン』という良い映画に参加できることを光栄と思っている」とし、「ハリウッドを始めとする海外市場に積極的に紹介していく」と強調した。

演出を担当したチョ・ドンオ監督は、ハリウッドメジャー制作会社から直接投資を受けることについて、「ハリウッド投資作という点が注目を集めてはいる。しかし、実は私も、選ばれた理由についてはよくわからない」と謙虚に話した。

チョ監督は、「私の知る限り、この作品にハリウッドが関心を示した理由は、アクションとそのアクションを支えるストーリラインだった」とし、「多くの人が温かく受け入れられる、難しくない話という点が高い評価を得たと考えている」と推測した。特に、「フォックス社とシナリオを置いて打ち合わせする席で、ハリウッドに関係してはいるものの、映画は徹底したローカル映画に制作されてほしいと言われた」とし、「私たちも、アメリカスタイルの感性やマインドに影響されたくはなかった。それが相乗効果発揮したのではないかと思う」と付け加えた。

ハリウッドメジャーが直接投資を行った作品を通じてハリウッド進出に有利な土台を構築したシン・ハギュン氏も、「海外進出という大げさなものではない」と謙虚な姿勢を見せた。シン氏は「映画を撮影するときには、いつもより多くの方に私の映画を見てもらいたいと考えている」とし、「こうした良い機会を通じて、韓国映画をより多くの国で見てもらえればと思う」と話した。

『ランニングマン』は、ソウル都心で起きた殺人事件を目撃した「チャ・ジョンウ(シン・ハギュン)」がいつの間にか全国民の注目を集める容疑者の濡れ衣を着せられ、みんなから追われる中で奮闘するストーリーを描いた映画。イ・ミンホ、キム・サンホ、チョ・ウンジなどが出演する。『中天』(2006)のチョ・ドンオ監督が演出を担当する。Cree PicturesFIPの共同制作、20世紀フォックスコリアの配給で4月に公開される。

原文記事

出所:ニューシース(2013.02.26)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。

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