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聨合ニュースによると、
ブリュッセル・ジュネーブのように…仁川市、国際機関の誘致に全力
仁川市がグリーン気候基金(GCF)の誘致を契機に、松島国際都市をベルギーのブリュッセルやスイスのジュネーブのような国際機関が集まる都市に育成することを推進している。
市が昨年から進めてきた世界銀行(WB)韓国事務所の誘致は、GCFの誘致成功以降拍車がかけられた。
昨年12月にWGの調査団が韓国を訪問し、誘致広報都市の松島国際都市とソウル市を見回った。仁川市はGCFとWBの業務関連性などを強調し、松島国際都市が韓国事務所の最適地であることをアピールしている。ソウル市と激しい競合を繰り広げる中、誘致都市は近く確定される予定。
WB傘下のグローバル情報保護センター(Global
Cybersecurity Center)の誘致も推進する。
開発途上国の情報保護能力を強化するために運営されるセンターで、放送通信委員会とWBが昨年1月、来年初めまで国内に同センターを設立するための了解覚書(MOU)を締結した。
GCFと相乗効果を生み出すことができるグローバルグリーン成長研究所(GGGI)も松島国際都市に設ける方針。
6月に開催されるGGGIの第3次理事会に研究所をソウル市から松島国際都市へ移転する内容の案件を上程し、審議する計画。
海洋都市として仁川の特性を活かした黄海広域海洋生態系(YSLME)の事務局は、国土海洋部の主管で国内誘致が推進されている。
国連開発計画(UNDP)の傘下機関で、黄海圏の中国と北朝鮮、韓国近隣の海洋生態系に対する調査・研究を行なう。今年内に誘致国が決定され、その後都市が決まる。
市は国際都市としての位置づけを固めるため、松島国際都市に多数の国際会議を誘致することにも力を入れている。
アジア太平洋気候変動適応フォーラム(Asia-Pacific
Climate Change Adaptation Forum)2013が18日に松島コンベンシアで開幕しており、20日まで行われる。6月にグローバルグリーン成長サミット(GGGS)も松島国際都市で開催される予定。市は7月中にGCFの財源調達方法に関する国際セミナを開催するため、企画財政部に提案している状況。
市のある関係者は19日、「松島がグリーン環境を中心にした国際機関が集まった都市になるよう、環境運動とともに国際機関の誘致を推進している」とし、「海外の都市に比べると国際機関や団体がまだまだ足りないものの、GCFの誘致を契機に増やしていく計画」と説明した。
出所:聨合ニュース(2013.03.19)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。