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外資企業の「爪の下のとげ」抜き、投資誘致を拡大へ
作成日
2013.05.21
- KOTRAと産業通商資源部、5月20日に「外国人投資諮問団会議」開催 -
- 韓国に進出した外資企業の増額投資が活発 ネックの解消で投資拡大を促進 -


大韓貿易投資振興公社(KOTRA)は5月20日、南山のグランドハヤットホテルで外国人投資に関する投資諮問団会議(Foreign Investment Advisory Council)を産業通商資源部とともに開催した。

KOTRAが産業通商資源部とともに委嘱している投資諮問団は国内の主要外資企業CEO及び駐韓外国商工会議所の会長団などで構成され、韓国政府の投資誘致政策や韓国に進出した外資企業のネックとなっている問題の解消などに向けた政策提案などの役割を果たしている。

今回の会議にはオーチスエレベータ・コリア(Otis Elevator Korea)、シーメンスコリア(Siemens Korea)、富士ゼロックスコリア(Fuji Xerox Korea)、駐韓米国商工会議所(AMCHAM Korea)、駐韓欧州商工会議所(ECCK)、ソウルジャパンクラブ(駐韓日本商工会議所)など国内の主な外資企業及び駐韓外国商工会議所の代表17人が出席し、企業現場で感じている経営の隘路事項や投資環境の改善など、投資企業の「爪の下のとげ」を抜くための活発な討論を繰り広げた。

また、この会議では産業通商部のキム・チャンギュ投資政策官が外資企業にやさしい環境作りに向けたパク・クンヘ政府の投資政策方向を、Invest Koreaのハン・ギウォン投資誘致総括団長が北朝鮮リスク及び円安が外国人投資に与える影響について発表を行った。

KOTRAによると、昨年の韓国に対する外国人投資は申告額ベースで162億5千万ドルで過去最高規模を記録しており、その45.4%の73億8千万ドルがすでに韓国に進出している外資企業の増額投資が占めている。こうした理由からも、投資企業の経営現場で「爪の下のとげを抜く」のは実質的な投資拡大の促進策として働いている。

KOTRAは外資企業の経営に足かせとなっている要素を解消するため、税務、金融、法律、建設、ITなど様々な分野の専門家で構成された外資企業ホームドクター制度を運営し、2012年に348件、ホームドクター制度が導入された1999年以降昨年まで計5,066件の様々な隘路事項の解決を支援している。

投資諮問団会議を準備したアン・チュンヨン外国人投資オンブズマンは、「創造経済と雇用創出など現政権の国策課題を達成するためには、国内に進出している外資企業が重要な役割を担う」とし、「投資諮問団会議を定期的に開催することで外資企業経営者とのコミュニケーションを拡大し、問題事項の解決に実質的な支援を行うことで増額投資及び雇用創出の拡大を図っていく」と話した。



出所: KOTRA(2013.05.16)
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