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聨合ニュースによると、
会議の構成と機能については、関連分野の民間専門家や関係官庁の公務員などが参加し、主要な科学技術政策・事業や官庁間で意見が対立している案件についてトップダウン式で戦略樹立や調整を行うとともに、R&Dシステムの抜本的な刷新を進めると説明した。
朴大統領は、韓国R&D投資の対国内総生産(GDP)比は4.3%(2014年)で世界1位だが、R&Dの生産性は米国の3分の1水準にすぎないと指摘。既存の国家科学技術審議会のR&Dコントロールタワーとしての機能が弱く、投資が効率的に配分されていないことが一因だと、科学技術戦略会議の新設理由を説明した。
また、R&Dの改善方向にも触れ、大学は限界を突破するための基礎研究と人材養成、政府系シンクタンクは10年後に国が必要とする基礎・応用研究、企業は付加価値の高い新製品の開発にそれぞれ集中すべきだと述べた。
朴大統領は一方、韓国人囲碁棋士の李世ドル(イ・セドル)九段と米グーグル傘下の英グーグル・ディープマインド社が開発したAI「アルファ碁」が対局し、李九段の1勝4敗に終わったことについて、韓国社会が今回の「アルファ碁ショック」を機に、手遅れになる前にAI開発の重要性に気づいたことは幸運だったと評した。AI中心の「第4次産業革命」が始まりつつあるとし、韓国の情報通信技術(ICT)分野の強みなどを生かし、これに能動的に対応すべきだとも述べた。
stomo@yna.co.kr
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原文記事
出所:聨合ニュース(2016.03.17)