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第1四半期の外国人直接投資、前年比19.3%増の42億ドル
作成日
2016.04.08

聨合ニュースによると、

「EU・中国からの投資が急増」…製造部門で増加、サービスは小幅減少

【ソウル聯合ニュース】イ・スンファン記者=昨年初めて200億ドル(申告ベース)を突破した外国人直接投資(対韓直接投資、FDI)が、今年も増加傾向を示している。

産業通商資源部(以下、産業部)は4日、今年第1四半期のFDI(申告ベース)金額が前年同期(35億5000万ドル)比19.3%増の42億4000万ドルになったと明らかにした。ただ、昨年第4四半期の76億4000万ドルに比べれば、44.5%減少している。

産業部の関係者は「季節的な要因などを考慮すれば、第4四半期には投資が増加し、第1四半期にはやや減少する」とした上で、「このようなことを考慮すれば、第1四半期の投資は好調に推移している」と説明した。

到着ベースでは、今年第1四半期に18億3000万ドルを記録し、前年(32億1000万ドル)比43.1%減となった。

これは、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコが昨年第1四半期に韓国企業S-oilに18億4000万ドル(到着ベース)の大規模投資を行い、ベース効果(Base Effect=比較の対象になる時点と現在との差が大きく、結果が歪曲される現象)が発生したためとされる。

地域別では、欧州連合(EU)と中国からの投資が急増した。EUからの投資金額はサービス投資の増加に支えられ、前年比405.8%増の17億6000万ドルを記録し、低迷から脱する動きを見せた。

中国の対韓直接投資は製造業分野への投資急増を追い風に、前年比603.8%増の3億8000万ドルとなった。

米国の場合、これまで増加傾向にあったサービス分野への投資が減少し、同56.2%減の5億5000万ドルを記録した。

日本は前年比44.4%減の1億6000万ドルに止まるなど、減少傾向が続いている。

業種別の投資金額を見ると、サービス業がやや減少し、製造業は大きく増加した。

製造業への投資金額(申告ベース)は前年比226.1%増の12億6000万ドル、サービス業は0.6%減の29億5000万ドルだった。

産業部は今後、国内インフラの充実化などに貢献する外国人投資誘致に力を入れる一方、韓国の輸出全体の71%以上を占める自由貿易協定(FTA)発効国(51カ国)とのネットワークを活用して、輸出連携型投資誘致を推進する方針だ。

iamlee@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>


原文記事
出所:聨合ニュース(2016.04.04)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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