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「韓国ITセキュリティ製品市場、19年には5千億ウォンを突破」
作成日
2016.04.11


韓国のITセキュリティ製品市場規模が、2019年には5千億ウォンを突破するという見通しが発表された。

IT市場分析・コンサルティング機関の韓国IDCは7日公開した「ITセキュリティ製品市場の展望に関する報告書」で、このように明らかにした。

報告書によると、昨年のITセキュリティ製品市場規模は、前年比4.1%減の4370億ウォンだった。ファイアウォールやUTMアプライアンスなどネットワークセキュリティ部門が飽和状態になっていることから前年比10%減となり、市場全体の下落を主導した。

しかし、韓国ITセキュリティ製品市場規模は今後5年間(2016~2020年)の年平均(CAGR)成長率が3.2%に上り、2019年5000億ウォンを突破した後、2020年には5300億ウォンに達すると予想されている。

報告書はファイアウォール、またはIDS/IPSに対する需要がアプリケーション層にまで拡大し、統合セキュリティに対応する次世代ファイアウォールを含むUTM市場に取って代わりつつあると分析した。

韓国IDCのチェ・ムンス研究員は「ネットワークセキュリティ設備の販売不振や国内企業・機関の消極的な投資により、昨年の全体ITセキュリティ市場は成長が鈍化した」と説明した。

さらに、「しかし内部データ流出防止のための企業の取り組みにより、関連セキュリティソリューションの導入が増加し、セキュリティソフトウェア部門は小幅拡大している」とした上で、「政府によるクラウド産業振興法実施、フィンテック関連規制緩和、ネットワーク分離などセキュリティ産業活性化の機運が高まっており、今後の市場の先行きは悲観すべきものではない」と付け加えた。



原文記事
出所:ニューシース(2016.04.07)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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