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国内外の経済指標改善 下半期、回復への期待高まる
作成日
2013.08.05
제목 없음

海外投資銀行、成長率見通しを上方修正へ
政府「企業投資がカギ、企業再生へ全力」

最近国内外の経済指標が改善に向かっていることから、下半期に韓国経済成長の回復に対する期待が高まりつつある。

米国と中国、ユーロゾーンの7月製造業指数が一斉に上昇した上、需要増加が予想されており、国際原油価格ははっきりと上昇に向かっている。韓国下半期初統計となる7輸出額は2.6%上昇し、1ヶ月ぶりに増加に転じた。

海外の投資銀行(IB)では韓国経済の見通しを明るく予想し、成長率展望値を再び引き上げる傾向も見られる。

国際金融センターと企画財政部などが4日に発表した内容によると、最近韓国経済に対する前向きなシグナルが見られている。

内部では、6月に-0.1%を記録した輸出額が7月には2.6%増となった。特に、上半期にはプラスとマイナスの間で動いてきた対中、対米輸出額が1年前より14.58.5%の増加をそれぞれ記録した。

財政危機に直面した欧州連合(EU)に対する輸出額も6月に13%7月には8.2%の高い伸び率を見せた。

国際価格が上昇した半導体(21.8%)や船舶(19.3%)、国際競争力の強くなった無線通信機器(27.3%)などが輸出回復を率いた。

ヒョン・オソク副首相及び企画財政相は、「上半期に0%台だった輸出増加率が、下半期には5%台に引き上げられる」と自信を見せた。

統計庁の産業活動でも似たような動きが見られる。全産業生産はサービス業の低迷による0.3%減で2ヶ月連続でマイナスが続いたものの、鉱工業生産は0.4%増加した。設備投資は4.5%の増加を見せ、前月(0.8%)を大幅上回った。

海外でも前向きな流れが見られている。米国の7月製造業指数はここ2年間で最高の上昇幅を記録し、新規注文指数や生産指数などは予想を上回った。失業手当申請者数は予想を下回り、7月の新規自動車販売は2007年以来最も高い伸び率を見せた。

中国とユーロゾーンの7月製造業PMI50.3を記録し、「景気拡大」を仄めかせた。欧州のSTOXX欧州600指数の構成銘柄の半分以上は4-6月期の販売実績が改善されており、「最悪の時期は過ぎた」との声が出ている。

グローバル製造業と米国雇用統計の改善を受け、原油需要拡大に対する期待で国際原油価格は上昇傾向となった。ドバイ原油は6月末に1バレル当たり100ドルだったのが8月に105.95ドルになり、WTI原油も同期間に98ドルから108.05ドルに10%以上の上昇を記録した。

そのため、韓国経済の成長率が高くなるとの期待感が高まりつつある。BOAメリルリンチは今年初から韓国経済の成長率を2.6%に見込んでいたものの、最近2.7%に上方修正を行った。建設投資及び固定資産に対する投資増加、民間消費と輸出の回復などを理由に上げた。

バークレイズも4-6月期の国内総生産(GDP)成長率が1.1%を記録したことに注目し、現在2.9%の成長率展望値をより上方修正する可能性を示している。

しかし、状況の改善は一時的なものという指摘もある。中国の景気鈍化可能性、家計負債問題、住宅市場低迷、政府支出効果の減少などがその理由。

企画財政部の関係者は「内外の主要指標がやや改善されたのは確か。しかし、明確な景気回復を導いていく程度には見られない」と診断した。

国会予算政策著は2日にまとめたイシュ報告書で、「下半期に国内の景気回復に拍車をかけ、政府の経済成長率目標の2.7%を達成するためには、企業の設備投資を大幅拡大する必要がある」と指摘した。

政府も下半期の経済回復を左右するカギが企業投資であることを認めている。ヒョン副首相が最近、相次いで「下半期経済政策の柱は企業再生」と強調したのはその証拠でもある。

企画財政部の別の関係者は、「年初に企業が約束した投資額を考えると、上半期の投資規模はその3割水準であり、下半期の投資能力は十分と言える」とし、「第3、第4の投資活性化対策を通じて、企業投資の誘導に全力で取り組む」と説明した。

原文記事

出所:聨合ニュース(2013.08.04)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。

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