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聨合ニュースによると、
使節団は周亨煥(チュ・ヒョンファン)産業通商資源部長官と金仁浩(キム・インホ)貿易協会会長が団長を務め、サムスン電子やLG電子、SK建設、GS建設、韓国電力公社など大企業・公企業67社の143人で構成された。
派遣は3月に来韓したエジプトのシシ大統領の要請を受けたもので、使節団は4~5日(現地時間)の2日間、エジプト側と韓国企業の投資計画や両国間の貿易について話し合った。
シシ大統領と韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は3月の首脳会談で、総額34億ドル(約3640億円)に上るエジプトインフラ事業への韓国企業の参加を推進することで一致している。
周長官は4日、シシ大統領を表敬訪問した席で、首都カイロの地下鉄5号線工事(25億ドル規模)、海水淡水化設備と発電資機材(6億ドル規模)、カイロ地下鉄3号線の車両(10億ドル規模)などを韓国企業が受注できるよう、エジプト政府の積極的な支援を求めた。
このほか、最終契約段階にあるタハリール石油化学プラント造成事業(15億ドル規模)についても、エジプト側の関心を求めた。韓国側が受注支援の意向を示したプロジェクトは総額55億ドルに上る。両国は大型インフラ事業に対する韓国企業の受注を後押しするため、3月に30億ドル規模の金融協力了解覚書(MOU)を結んでいる。
一方、周長官は閣僚級の経済通商委員会とビジネスフォーラムを毎年持ち回り開催することでエジプト側と合意した。初会合は来年ソウルで開かれる予定だ。
5日には、カイロのホテルで計200人余りの両国企業関係者が出席するビジネスフォーラムが開催された。
金仁浩会長はこの席で「エジプトは毎年4%以上の成長を続け、中東・北アフリカ地域の経済をリードしている潜在力の高い市場。政府が民間投資の誘致とインフラ整備に積極的なため、韓国企業にとっては新たな市場拡大のチャンスになる」と述べた。
フォーラムにあわせて個別のビジネス商談会も開かれ、エジプトの約190社のバイヤーが参加して約320件の商談が行われた。韓国の自動車部品メーカーが550万ドルの輸出で合意するなど、1000万ドル程度の成果があった。
stomo@yna.co.kr
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原文記事
出所:聨合ニュース(2016.05.06)