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昨年誘致した外国人患者 11%増の約30万人=韓国
作成日
2016.05.27

聨合ニュースによると、

【ソウル聯合ニュース】韓国の保健福祉部がこのほど公開した調査結果によると、昨年、韓国の医療機関で診療を受けた外国人患者の数は前年比11%増の29万7000人だった。

外国人患者数は09年には6万人程度だったが、年平均約30.5%のペースで増加。同年以降の累計は約120万人になる。

同部によると、昨年は中東呼吸器症候群(MERS)の流行、国際原油価格やロシア通貨ルーブル下落などの影響で、市場縮小が懸念されたが、30万人近い患者を誘致する成果を上げた。 

国別では中国が全体の33.4%を占め最も多く、米国(13.8%)、ロシア(7.0%)、日本(6.4%)が続いた。特に中国は12年から連続して1位で、昨年は前年比24.6%増となる9万9000人が診療に訪れた。

また昨年は韓流ブームの影響でカザフスタンやウズベキスタンなど中央アジアの国のほか、ベトナムからの訪問が増加した。カザフスタンは前年比56.5%、ウズベキスタンは同38.3%、ベトナムは同42.6%それぞれ増加した。

昨年外国人患者から得た診療費収入は計6694億ウォン(約622億円)で前年比20.2%増加した。1人当たりの平均診療費は225万ウォンで7.9%増加した。09年からの累計診療収入は2兆ウォンに達する。

国籍別にみると昨年の総診療費は中国が2171億ウォンで最も多かったが、1人当たりの診療費はアラブ首長国連邦(UAE)が1503万ウォンで最も多かった。 

100人以上の患者が訪れた国は2014年の56カ国・地域から昨年は66カ国・地域に増えた。1億ウォン以上支払った患者の数は1年間で210人から271人に増えた。

昨年、外国人患者が最も多く受診したのは内科で全体の21.3%を占めた。整形外科(11.1%)、健康診断(9.3%)、皮膚科(8.6%)と続いた。整形外科と皮膚科は合わせて19.7%と多くはないものの、支払われた診療費は32.5%(整形外科27.7%・皮膚科4.8%)を占めた。 

中国からの患者は整形外科、日本からの患者は皮膚科での受診が多かった。中国人患者の24%が整形外科で受診し、日本人患者の28%が皮膚科で受診した。

yugiri@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>


原文記事
出所:聨合ニュース(2016.05.26)

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