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景気回復の流れを維持している=韓国経済動向報告
作成日
2013.11.08

【世宗聯合ニュース】韓国企画財政部は7日に発表した経済動向報告書(グリーンブック)11月号で、「自動車産業のストライキ、秋夕(中秋節)の連休など一時的な要因で9月の主要経済指標が不振だったが、全般的には景気回復の流れを維持している」と判断した。

 政府は前月号で「景気回復傾向が多少拡大している」と判断したものの、9月の鉱工業生産は自動車産業のストや秋夕連休などで前月比2.1%減少した。また、同月の小売販売も自動車産業ストの影響で前月比2.0%減った。

 同部はスト終了で生産・消費に持ち直しの動きが出ていることを景気回復の流れが維持されている根拠に挙げた。

 韓国車の販売台数は(速報値)は10月、9万9000台で前月の8万6000台を上回った。これにより、10月の韓国車国内販売台数は前年同月比で3.0%減となり、9月の14.5%減より減少幅が縮小した。

 生産台数は9月の29万台が10月に42万台とスト終了で増加した。10月の自動車生産台数は月間ベースで今年最高となった。

 10月のクレジットカード利用額は前年同月比5.1%増加し、9月の1.0%増を上回った。

 百貨店の売り上げはマイナス1.7%、大型スーパーはマイナス6.4%、ガソリンはマイナス0.1%となるなど小売販売改善の不安要因となっている。

 同部は「韓国経済回復の兆しは次第に強まっているものの、投資など民間分野の回復がまだ堅固ではない。米国の財政・量的緩和リスクなど対外的な不安要因も依然として存在する」と説明した。

sjp@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>


原文記事

出所:聨合ニュース(2013.11.07)
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