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仁川松島新都市のGCF・WB韓国事務局、4日発足
作成日
2013.12.04

(仁川聯合ニュース)ぺ・サンヒ記者=仁川松島国際都市に金融分野の2つの国際機関が今週中に発足する。

2日仁川市は、「緑の気候基金(GCF)」事務局と世界銀行(WB)韓国事務局が12月4日に発足式を行い、スタートすると明かした。

GCFは仁川経済自由区域庁舎が入居している「Gタワー」に、WB韓国事務局はポスコE&Cに入る予定だ。

「環境分野の世界銀行」として期待を集めているGCFは韓国が初めて誘致した常設国際機関である。

仁川市はGCF誘致で「グリーン都市」、「国際都市」としてのプレゼンスが一層高まると期待している。

GCFは30~40人でスタートし、機関が正常の軌道に乗れば数百人が常駐すると期待されている。

GCFは世界から基金を集め、発展途上国の気候変動への対応を支援する核心な役割を担うことになる。

先進国は2010~2012年、300億ドルの緊急財源を支援したことがあり、2013~2015年には300億ドル、2020年からは毎年1千億ドルの財源を造成することにした。

WB韓国事務局は知識の共有、開発金融、投資保証など様々な協力のプラットホームとして活躍する予定だ。

WB傘下の国際金融公社(IFC)と多数国間投資保証機関(MIGA)の機能を果たしながら開発協力事業に活力を吹き込むと期待される。

WB韓国事務局に常駐する職員は20人前後になるだろう。

仁川市の関係者は「基金運用と開発協力事業などでGCFとWB事務局のシナジーが予想される。世界の関心が集まる国際機関の発足式の開催によって仁川のブランド価値も高まるだろう」と期待を示した。

発足式には、クリスティーヌ・ラガルド国際通貨基金(IMF)総裁、韓国系米国人キム・ヨン世界銀行総裁を始め気候変動枠組条約(UNFCCC), アフリカ開発銀行グループ(AfDB)などの首長も出席する予定だ。

韓国政府はGCF発足式にあわせ今月2~6日を気候金融週間として指定した。

気候金融週間の松島では気候変動への対応と関連事業の財源造成などをテーマに多様なフォーラムが開かれる。

2~3日松島のシェラトンホテルでは各国の経済・環境関連省庁、国際機関・研究所の関係者などが参加する中、気候金融グローバルフォーラムが開催する。

その他にも、「グローバルグリーン技術-金融-政策連携戦略フォーラム」、「気候財源民間投資セミナー」、「グローバルグリーン成長研究所(GGGI)第4回理事会」などが開催される。

erika@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>


原文記事

出所:聨合ニュース(2013.12.2)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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