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朴大統領「2020年までに世界5位の貿易大国に」
作成日
2013.12.06

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は5日、ソウルの総合展示場COEXで開催された「貿易の日」記念式で、「貿易を通じた経済復興を成し遂げるため『第2の貿易立国』に向けて前進していく」と述べた。

朴大統領は、今年は輸出と貿易黒字額が過去最高を記録し、3年連続で貿易総額1兆ドル(約102兆円)を達成する見通しだが、これに安住してはいられないと指摘。その上で「2020年に世界5位の貿易大国、貿易総額2兆ドルを達成することを目標に、新たな輸出産業の育成、中小・中堅企業の輸出力向上、トップセールスと自由貿易基盤の強化という三つの課題に取り組む」と強調した。

具体的には、製造業主体の貿易構造を脱却し、映画や音楽、ドラマ、ファッション、デザインなどのサービス産業、複合システム産業などを新たな輸出産業として育てるほか、地理的なメリットや自由貿易協定(FTA)を生かして中継・加工貿易を活性化させていく考えを示した。

中小・中堅企業の輸出力向上に向けては、来年上半期までに海外34カ国にある韓国輸出支援機関の貿易情報を統合し、リアルタイムで企業に提供するほか、通関の迅速化・簡便化も進めると説明した。

自由貿易基盤の強化と関連しては、韓中FTAを締結して中国市場への進出基盤を築き、環太平洋連携協定(TPP)や東アジア地域包括的経済連携(RCEP)などをめぐる議論の動向に国益を最大限反映させていくと強調した。

stomo@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>


原文記事

出所:聨合ニュース(2013.12.5)

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