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韓国、航空機製作国入り 初の民間航空機製作認証を獲得
作成日
2013.12.30

聨合ニュースによると、

安全性確認完了、輸出の道も開く

(ソウル=聯合ニュース)キム・ユング記者=韓国航空宇宙産業(KAI)が製作した4人乗り小型航空機KC-100(ナラオン)が国内民間航空機として初めて政府から認証されたことを受けて、韓国も民間航空機製作国家に参入した。

国土交通部は30日、今年3回に渡る品質システム評価を行い、韓国航空宇宙産業の組織管理、設計管理、ソフトウェア品質保証、製作工程管理、供給業者の管理などを点検した結果、法的要件を満たして「製作証明書」を発給したと発表した。

製作証明書は航空機製造メーカーが関連基準に合う航空機を製作できる技術と設備、人材、品質の管理システムなどを備えたかどうかを検証して発給する書類。このような検証過程を航空機製作認証という。

これまで国内でテスト用民間航空機が開発されたことは数回あったが、政府の認証を獲得したのはなかった。

国土交通部のイ・ソンヨン航空技術課長は「政府の認証を獲得して生産したのはナラオンが始めてだ。安全性確認を終えているので輸出も可能だ」と話した。

これに先立ちナラオンは今年3月、構造・強度・性能が基準通りに設計されたとする形式認証を獲得した。

ナラオンは最大総離陸重量が1633キログラムの4人乗り単発ピストンプロペラ機である。航続距離は1850キロメートルで、国内はもちろん日本全域、台湾、中国中部まで飛行できる。最大速度は時速389キロメートル。

国土部は同日、世宗庁舎において製作証明書の授与式を開催した。

米国の連邦航空局(FAA)所属の専門家17人も認証過程に参加して韓国の設計・製作分野の認証システムと能力を評価した。

国土部は今回の評価結果を基に来年の初め、米国と韓米航空安全協定の拡大に向けた交渉を進める予定。

kimyg@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>


原文記事

出所:聨合ニュース(2013.12.28)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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