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聨合ニュースによると、
農林畜産食品部は27日、食品の国際基準を定めるコーデックス委員会のアジア地域調整部会にマッコリの規格策定を提案する方針を明らかにした。第20回アジア地域調整部会は9月26~30日にインド・ニューデリーで開催される。
コーデックス規格は加盟国に対する勧告基準で、国際取引の公認ルールとして用いられる。
農林畜産食品部は9月のアジア地域調整部会で、マッコリは低アルコールであり、消費者の健康増進のためには標準化した規格による管理が必要との点を説明する予定だ。日本の濁り酒などと似ているようでも、製造工程や品質の特性、アルコール含量、用途などが大きく異なることを強調する。
規格策定の対象に選ばれ、規格が確定するまでは5~6年を要する。農林畜産食品部は2014年にもマッコリの規格策定を提案したが、対象には選ばれなかった。
マッコリの輸出先は05年の8カ国・地域から15年には48カ国・地域へと大きく広がったが、輸出額は12年の3700万ドル(現在のレートで約39億円)が最高だった。8割以上を占める日本向け輸出が急減し、昨年は1300万ドルにとどまった。
農林畜産食品部の関係者は「日本以外は輸出先の数と輸出額がともに増加傾向にあり、長期的な輸出環境はむしろ改善している」としながら、コーデックス規格策定の提案を機に新市場の開拓と輸出競争力の引き上げに取り組む考えを示した。
mgk1202@yna.co.kr
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原文記事
出所:聨合ニュース(2016.07.27)