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KOTRA、韓国輸出好調続く
作成日
2014.01.23

聨合ニュースによると、

KOTRAとサムスン経済研究所調査 輸出先行指数52.7

「円安」で対日輸出不振…車・IT・家電などがけん引

【ソウル聯合ニュース】ジョン・ソンフン記者=昨年、過去最大の実績を記録した韓国の輸出が今年も好調が続く見通しだ。

KOTRAとサムスン経済研究所は、海外バイヤーおよび商社の海外駐在員など2215人を対象にアンケート調査を行った結果、今年1~3月期の輸出先行指数が昨年10~12月期比0.8ポイント上昇した52.7を記録したと20日に明らかにした。

2012年10~12月期に50.7を記録した輸出先行指数は昨年1~3月期に51.8、4~6月期に54.1、7~9月期に55.8と上昇基調を見せたが、10~12月期に51.9%に下落した。しかし、今年に入り再び回復に転じた。

輸出先行指数は、韓国の主要輸出対象国の景気、輸出単価、価格競争力、産業別輸出見通しなどを総合して指数化したもので、50を上回ると前四半期に比べ輸出が好調であることを示し、50未満ならその逆となる。

韓国製品の品質競争力を指数化した品質競争力指数は、昨年10~12月期に比べ0.4ポイント上昇した56.7を記録したほか、価格競争力指数も前期比0.7ポイント上昇した50.1と集計された。

KOTRAは「ウォン高にも関わらず、欧州および主な新興国の通貨が相対的に切り上げられマイナス効果を相殺した」とした上で、「しかし円安は依然として価格競争力のリスクとして働いているので注意が必要」と説明した。

海外バイヤーと商社駐在員が肌で感じた現地の景気を指数化した輸入国景気指数は、0.2ポイント下落した50.7を示し、2四半期連続で下落傾向を見せた。

地域別では、欧州(53.1)と北米(54.6)地域での輸出環境が大幅に改善される見通しで、米国の量的緩和の縮小で動揺したアジア(52.0)、中南米(52.9)地域も好調が続くと予想される。

旧ソ連である独立国家共同体(CIS・56.9)、中国(52.0)、中東(53.5)は前期より指数が小幅下落したが、基準値を上回っていて、良好な水準の輸出を持続すると期待される。

一方、日本は3.7ポイント上昇した45.4と改善したが、輸出不調は続く見通しだ。

日本に対する輸出先行指数は2012年7~9月期(53.6)以降、6四半期連続で基準値を下回った。特に、日本に対する価格競争力指数は4.4ポイント下落した27.1に止まり、円安による被害が現実になるという懸念が高まったことが分かった。

品目別では食品類(58.5)、無線通信(56.5)、家電(56.0)、石油化学(52.8)、自動車(54.5)と自動車部品(54.7)が好調を維持する一方、鉄鋼(48.1)、一般機械(45.7)、石油製品(44.6)は不振が続くと予測した。

lucho@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>


原文記事

出所:聨合ニュース(2014.1.19)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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