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「安倍首相は韓国経済に見習え」=WSJ紙社説
作成日
2014.02.17

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は14日、安倍晋三首相は構造改革を進める韓国経済に見習うべきだとする社説を掲載した。

WSJは、「安倍首相が円安誘導で輸出競争力を維持しようとしているのに対し、韓国のファンダメンタルズは2012年の初め、ウォンがドルに対して9%上昇したにも関わらず 依然として良好」と指摘した。

「韓国企業が日本の円安にも関わらず、国際市場で競争力を高めている」とし、「アップルのライバルはサムスン電子であり、日本企業ではない」と強調した。

更に、韓国の開放政策を高く評価した。「欧州連合及び米国とのFTA発効で、国内市場の開放を拡大している。これによって、先進国より生産性が3分の1程度低い産業においても投資が増加している」と指摘。

安倍首相が日本をTPPに参加させるなど、貿易部門では進展があるが、経済政策「アベノミクス」は「自由化というより、円安誘導や時代遅れの財政刺激策で構成されている」と批判的に論評した。

「韓国は戦後の日本をモデルに成長を続けたが、これからは先生が昔の教え子から学ぶときが来たようだ」と苦言を呈した。


原文記事

出所:ニューシース(2014.2.14)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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