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韓国副首相、競争制限的規制を緩和する
作成日
2014.04.01

聨合ニュースによると、

【コスタドサウイペ(ブラジル)聯合ニュース】米州開発銀行(IDB)の年次総会出席のためブラジル・コスタドサウイペを訪問中の韓国の玄オ錫(ヒョン・オソク)経済副首相(企画財政部長官)は31日、サービス分野への参入障壁を減らし、競争制限的規制の緩和を進めると発表した。

また、「保健・医療、教育、観光、金融、ソフトウエアの五つの有望サービス業に優先順位をつけて、参入障壁や競争制限的規制、技術融合不足問題などを解決した後、法律サービスなど他の分野においても規制を緩和する」と説明した。

玄副首相は、参入障壁を減らす案として、観光解説士などの専門資格士の基準とインターナショナルスクールのカリキュラム関連規定を緩める方式等を挙げた。

彼は「研究機関などの専門家を活用して、サービス業専門職と関係ある規制の費用を総合かつ組織的に分析して国民に公開する。競争制限的規制を緩和させた場合の費用と便益を計算する趣旨である 」と話した。

「利害関係者の反発が予想されるが、規制改革に対する前向きな雰囲気などを基に説得していく方針」と強調した。

具体的な規制改革推進案がまとまる次第に主要経済団体長などの企業家と会同を開くと表明した。

玄副首相は、成長率や物価上昇率、就職者数の増加幅などマクロ経済指標は改善しているが、景況感はなお氷点下だとの指摘に対して、「雇用と輸入物価、家計負債の問題が景況感の改善を遮っている」と述べた。

これを解決するため、4月中旬ごろに若年層の雇用対策を打ち出すと明らかにした。

更に、「寡占・独占構造による高い輸入物価の影響で、国民が1%台の低い物価上昇率を実感できずにいる」とし、「並行輸入と消費者の海外直接購入を制度的に補完して活性化する方式に輸入物価構造を変える」と付け加えた。

今回のブラジル訪問については、「中南米はこれから注目すべき市場だ」とし、「ブラジルなど、中南米地域とのFTAを拡大して来年、釜山で開かれるIDB総会を中南米との経済協力を強化するモメンタムに活用しなければならない」と強調した。

一方、北朝鮮が先月31日に海上の南北軍事境界線と位置付けられる北方限界線(NLL)付近の黄海で実施した砲撃訓練が国内外の金融市場に与える影響は限定的だとの見方を示した。

市場モニタリングを強化し、緊急事態への対策 (contingency plan)で対応するとの方針を示した。

charge@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>


原文記事

出所:聨合ニュース(2014.4.1)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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