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韓国政府 サービス・環境分野の国際協定交渉に本腰
作成日
2016.10.07

聨合ニュースによると、

【世宗聯合ニュース】韓国政府がサービス・環境分野の国際協定妥結を目指し、交渉を加速させている。

産業通商資源部の李仁浩(イ・インホ)通商次官補は6日、世宗市の政府庁舎で通商政策に関する会見を開き、新サービス貿易協定(TiSA)と世界貿易機関(WTO)の環境物品協定(EGA)について、「年内の交渉妥結を目指している」と述べた。

TiSAはサービス貿易の自由化を進展させるための協定。韓国、米国、欧州連合(EU)など23カ国・地域が参加している。先月、スイス・ジュネーブで交渉が行われた。

李次官補は「先月の交渉で通信、金融、電子商取引など一部の妥結案を導き出した。建設、エンジニアリング、ゲームサービスなどを中心に開発途上国に市場開放を要請している」と説明した。

韓国の市場開放の範囲については「韓米自由貿易協定(FTA)のレベルに合わせて対応している。12月の最終妥結に向け各国が努力している」と述べた。

EGAは環境に配慮した製品の関税削減・撤廃を目指す協定で、17カ国・地域が参加している。先月ジュネーブで開かれた第16回交渉では関税撤廃の対象品目、発効要件、関税撤廃期間などについて協議が行われた。

李次官補は「品目など主要争点で参加国・地域間の隔たりは埋まらなかったが、12月の閣僚会議での交渉妥結を目標に折衷案の策定を進めている」と説明した。

一方、韓国と中米6カ国とのFTA締結に向け先月23日から今月1日にニカラグアで開かれた第6回交渉については、「非関税障壁の撤廃、高い水準の投資者保護などを通じた韓国企業の中米市場進出の基盤作りを目指し努力している」と述べた。

韓国とエルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア、パナマ、グアテマラ、コスタリカは昨年6月にFTA交渉開始を宣言し、話し合いを続けている。韓国と6カ国の貿易額は年間40億~50億ドル(約4142億~5117億円)に上る。

李次官補は韓国、中国、日本、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国など計16カ国が参加する東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の年内の交渉妥結については厳しい状況だと説明した。

hjc@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>


原文記事
出所:聨合ニュース(2016.10.06)

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