投資ニュース
- Home
- Invest KOREAの紹介
- ニュースルーム
- 投資ニュース
聨合ニュースによると、
昨年開催されたセールイベント「韓国版ブラックフライデー」(10月1~14日)は、民間消費支出を0.2ポイント、GDPを0.1ポイント引き上げたとされる。今年のイベントも同水準となった。
コリアセールフェスタは大規模特別セール(9月29日~10月9日)、外国人観光客向け特別セール(10月1~31日)、韓流文化体験イベント(9月29日~10月31日)で構成された。
この期間に百貨店や大型スーパー、免税店、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、インターネット通販などの小売業はカード使用額が前年同期比11.1%増加した。通常の増加率を差し引いても4.8ポイントの消費促進効果があったといえる。
イベントに参加した主要小売・流通業者の総売上高は約8兆7000億ウォン(8000億円)と集計された。韓国版ブラックフライデーがあった昨年に比べ12.5%、こうしたイベントがなかった2014年との比較では30.7%、増加した。
中でも免税店の売上高の伸びが前年比36.6%と最も大きい。外国人観光客の支出が売上高増をけん引したことが分かる。
この期間に韓国を訪れた外国人観光客は170万人で、前年同期比7.3%増えた。観光収入は2兆2000億ウォンと推定される。
その一方で、家電量販店の売上高は1.0%増、大型スーパーも0.5%増と、期待ほどの効果はなかった。
イベントを主導した産業通商資源部の関係者は、伝統市場の参加が不十分で、民間の役割が限られていたという指摘に対し、「官民合同推進委員会による評価を通じ修正、補完して来年の行事に反映させる計画だ」と述べた。伝統市場の参加数は500カ所以上に拡大したい考えだ。
mgk1202@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>
原文記事
出所:聨合ニュース(2016.11.08)