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【ソウル聯合ニュース】韓国銀行（中央銀行）が２９日発表した国際収支（速報値）によると、６月の経常収支は７９億２０００万ドル（約８０６６億円）の黒字で、２８カ月連続黒字を記録した。上半期（１～６月）の経常黒字は３９２億ドルと、上半期ベースで過去最高だった昨年（２９７億ドル）を大きく上回った。

２８カ月連続の黒字は、過去２番目の長さ。６月の黒字は前年同月比より１４億２０００万ドル多いが、前月比では１１億６０００万ドル減少した。

また、上半期の黒字幅は韓国銀行の見通し（４００億ドル）には及ばなかった。同行は通年の黒字を８４０億ドルと見込んでいる。

６月の商品収支（貿易収支に相当）の黒字は６６億５０００万ドルで、前月の９１億３０００万ドルを下回った。４月（１０６億５０００万ドル）に過去最高を記録した後、２カ月連続の減少となった。輸出が５０２億８０００万ドルで前年同月比４．０％減少した半面、輸入は４３６億３０００万ドルで０．９％増加した。

サービス収支の赤字幅は５月の３億４０００万ドルから６月は５億８０００万ドルに拡大した。その他の事業サービスや加工サービス収支が悪化したため。

投資に伴う利子や配当を差し引きした所得収支の黒字は前月の７億３０００万ドルから２２億３０００万ドルに増加した。経常移転収支は３億８０００万ドルの赤字で、前月の４億４０００万ドルから縮小した。

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