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聨合ニュースによると、
【ソウル聯合ニュース】スマートフォンなどに使われる小型2次電池(充電用電池)市場で韓国のシェアが上昇し、日本や中国との差を広げていることが14日、分かった。
日本の調査機関、B3が公表した報告書によると、4~6月期の小型2次電池の世界出荷量は11億5700万セル(電池の最終単位)で前年同期と比べ9.7%増加した。このうち韓国のサムスンSDIは前年同期比16.7%増の3億1500万セルを販売し、世界シェアも25.6%から27.2%に上昇した。
2位も韓国のLG化学で前年同期比34.5%増の2億3400万セル。シェアは16.5%から20.2%に上がった。
シェア3位以下はパナソニック(16.9%)、ソニー(8.4%)、中国に工場を持つ香港アンプレックステクノロジー(ATL、6.4%)、中国・Lishen(天津力神、6.0%)の順。
4~6月期の国別シェアは、韓国が47.5%で前年同期の42.1%より上昇。日本は横ばいの27.5%、中国は4.3ポイント下落の20.7%だった。
韓国勢の好調は携帯電話やタブレット端末用に次ぎ割合が多い電動工具などの非IT製品用の2次電池分野で健闘したためと分析される。
サムスンSDIはドイツの製造大手ボッシュなどに積極的な売り込みをかけるなど、電動工具用の世界シェアを50.1%に引き上げた。電気自転車用2次電池のシェアも27.7%で世界トップだ。
LG化学は携帯電話やタブレット端末用だけでなく電動工具用でもシェア17.5%。サムスンSDIに次ぐ世界2位につけている。
世界市場全体では4~6月期のIT製品用2次電池の出荷が8億3500万セルで前年同期比7.2%減少したが、非IT用は3億1800万セルで同109.2%急増した。
B3は今年の小型2次電池の出荷量を前年比7.2%増の46億9500万セルと見込んでおり、このうちサムスンSDIが12億7200万セルを占め5年連続世界シェア1位になると予想している。
sarangni@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>
原文記事
出所:聨合ニュース(2014.9.14)