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韓国副首相と駐韓日本大使が会談 協力拡大で一致
作成日
2016.12.16

聨合ニュースによると、


【世宗聯合ニュース】韓国の柳一鎬(ユ・イルホ)経済副首相兼企画財政部長官は15日、政府ソウル庁舎で長嶺安政駐韓日本大使と会談し、韓国の政治・経済状況や両国の経済・通商分野での協力拡大などについて意見を交わした。

 柳副首相は朴槿恵(パク・クネ)大統領に対する弾劾訴追案が可決されたが、経済に影響が及ばないよう努力していると強調した。

 これに対し長嶺大使は韓国政府の迅速な対応を評価した上で、事態の円滑な収束に期待を示した。

 柳副首相は「最近、韓日間の貿易や投資などの規模が多少縮小した」と指摘。「両国の経済・金融・外国為替における協力が重要で、世界経済に及ぼす影響が大きいだけに、緊密に連携することでシナジー(相乗効果)が得られると思う」と言及した上で、「財務相会談などの協力ルートを拡大・発展させる必要がある」と強調した。

 長嶺大使は両国の政策方向に類似点があるとし、経済協力の拡大や政策連携の必要があると応じた。

 また、柳副首相は英国の欧州連合(EU)離脱決定や米大統領選でのトランプ氏の勝利などにより、保護貿易主義が広がる可能性が高まったことに加え、米国の利上げで国際金融市場の不安が広がることが懸念されると指摘し、両国が共同対応を取り、アジア・太平洋地域の経済統合のための協力を持続していくよう呼びかけた。韓中日の3カ国自由貿易協定(FTA)や東アジア地域包括的経済連携(RCEP)などの多国間FTA締結のため、両国が緊密な協力を続けていく必要があるとの考えも示した。

 長嶺大使は多国間FTAの必要性と重要性は認識しているとした上で、保護貿易主義に対する共同対応と両国の通商分野における協力強化のために努力していく姿勢を明らかにした。

 柳副首相は北朝鮮核問題について、日本が発表した独自の対北朝鮮制裁措置を支持する表明。長嶺大使は、北朝鮮の核放棄に向けた国際社会の緊密な連携に期待を示した。

yugiri@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>



原文記事
出所:聨合ニュース(2016.12.15)

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