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台湾元大証券会長、韓国に2千億ウォン追加投資する
作成日
2014.11.05

聨合ニュースによると、

【台北聯合ニュース】パク・ジンヒョン記者=台湾元大証券の賀鳴珩会長は今後、韓国元大証券に2千億ウォン以上を追加投資し、経営正常化すれば配当を純利益の60~70%水準に増やすことを約束した。

また、韓国の優れた金融商品を中国などアジア投資家に紹介・販売して韓国とアジアの金融市場をつなぐ架け橋になるという意気込みを語った。

賀鳴珩会長は2日、台湾の本社で韓国記者とのインタビューで韓国元大証券を買収、中国上海と香港証券取引所の間で相互の上場株式の売買注文を取り次げる「滬港通」(上海・香港・ストック・コネクト) 開始と関連し今後の経営構想を公開した。

しかし、元大証券は今年、東洋証券を2千712億ウォンで買収して社名を「元大証券(韓国)」に変更した。

賀鳴珩会長は「韓国投資は長期的な観点で決定した」とし、買収代金に当たる「2億~3億米ドル水準の金額を韓国元大証券に追加投資する計画」だと明らかにした。

これを通じて韓国東洋グループ破綻で発生した問題を解決し、2~3年後に韓国元大証券を証券業界トップ5位入りさせることを目指していると話した。

賀鳴珩会長は「我々は毎年純利益の60~70%程度を増配する」とし、韓国元大証券が経営正常化すれば台湾と同じ水準に配当を増やす」と約束した。

台湾企業の時価配当率は約3%以上で、1%水準の韓国を大きく上回っている。

賀鳴珩会長は「台湾の投資家らは配当の少ない会社は経営者に問題があると考え嫌がる」とし、「企業が利益をあげたら投資家に返すべきだ」と指摘した。

賀鳴珩会長は「滬港通」に大きな期待感を示した。

賀鳴珩会長は「我々が韓国元大証券を買収する時、滬港通は思いもしなかったが、これから我々の強みを一層発揮できるようになってとてもラッキーだ」と述べた。

滬港通施行時期については「香港抗議活動などで延期されたようだ。年末前には開始されるだろう」と見通した。

彼は「現在、中国の株価は合理的な水準で良い銘柄が多い」とし、これから中国株式はもちろん債券・資産管理商品など様々な人民元金融商品を韓国に紹介すると述べた。

しかし、「中国証券市場では企業財務に隠れている問題がないのかどうかなどを確認するのが重要」とし、「全体中華圏を包括する支社のリサーチ力を活用してここに焦点を当てている」と説明した。

元大証券は韓国投資家の中国などへの投資を助けるだけでなく、韓国市場を中国などアジア投資家に知らせるところにも力を注ぐ方針だ。

「韓国は台湾・香港などより比較的金利が高い上、サムスン電子・現代自動車など世界的な企業をある」とし、「投資対象として韓国市場の魅力は中国に劣らない」と評価した。

台湾元大証券は先日、中国・深センに現地法人を設立した。インドネシアでも証券会社と資産運用会社を買収した。

また、ベトナム・タイでも現地企業を買収するなどの方法で進出するなど「We Know Asia」という会社のモットーに従い、対韓投資を増やしアジアの証券会社に成長させる計画だ。

台湾元大証券の昨年の売上高は139億9800万ドル、純利益は35億8300万台湾ドルの台湾トップ証券会社。

jhpark@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>


原文記事

出所:聨合ニュース(2014.11.2)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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