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米ガラス大手コーニング、韓国に先端R&Dセンターを設置
作成日
2014.11.10

聨合ニュースによると、

【ソウル聯合ニュース】パク・ソンミン、ヒョン・ヘラン記者=米ガラス大手コーニングは今年末、韓国に研究開発センターを設置し、今後、年間100億ウォン規模の投資に乗り出す。

コーニングのWendell Weeks会長は朴槿惠(パク・クネ)大統領を訪問した場でこのような投資拡大計画を明らかにした。4日午後、大統領府が伝えた。

Weeks会長は「1973年から韓国に投資し、優秀な人材と協力することができた。昨年は19億ドルを投資してサムスンコーニングの持分を100%買収した。これから新技術R&Dセンターを韓国に設置して、フレキシブルディスプレイと次世代タッチスクリーン技術などを開発する計画」と話した。

サムスンコーニングは、1973年に米コーニングとサムスン電子の合弁で設立、ブラウン管用ガラスを主に生産してきた。2007年にサムスンコーニング精密ガラスに合併されるまで、2兆2千億ウォン規模の施設投資を行った。

コーニングは牙山に年末、韓国R&Dセンターを設立し、年間100億ウォンを投資する方針だ。研究員は200∼300人程度になる見通しだ。これまでコーニングはコア技術を保護するため、重要な技術開発は米国本社で進めてきた。

また、コーニングは国内工場の生産ラインを改修するため、9千億ウォンを投資する計画であるという。

具体的にはスマートフォン(スマホ)用表面保護ガラスに使われるゴリラガラス生産量を2018年まで5倍に拡大し、HPD生産量も4年後まで倍以上拡大することで韓国をLCD生産・輸出の拠点に育成する方針だ。

これについて、朴大統領は「韓国が先端産業、IT大国になったのはコーニングなどの外国人投資企業の投資があったからだ」と感謝の意を表した後、「韓国政府は創造経済を中心に経済パラダイムをシフトしており、コーニングは持続的革新で創造経済を現場で実践した模範事例」と述べた。

朴大統領は特にR&Dセンターと関連して「米国以外の地域で設置される初めての先端センター」として上で、「韓国は多くの優秀人材を保有しており、GDP比世界最高のR&D投資、グローバルヘッドクォーターとR&Dセンター投資に対するオーダーメイド型支援を行っている。今回、コーニングの決定は優れた選択だとう思う」と評価した。

また、「これからコーニングが政府と協議チャンネルを構築して新しい投資事業を発掘すれば、ディスプレイだけでなく、光繊維、ケーブルなどにも投資できるだろう」と投資拡大を求める一方で優秀中小・中堅企業との協力拡大も呼びかけた。

これについてWeeks会長は「韓国の優秀な科学者、労働者などは我々が韓国に投資してきた理由であり、創造と革新は金や企業ではない人から出てくるもので、韓国人はいつもエネルギーがあふれており大胆に踏み切る勇気がある」と話した。

一方、大統領府はコーニングが同日に明らかにした投資計画について「2018年まで約800人の雇用を創出、輸出拡大10億ドル及び韓国のディスプレイと関連素材分野先導国の位置強化に貢献すると期待される」と明らかにした。

min22@yna.co.kr、runran@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>


原文記事

出所:聨合ニュース(2014.11.4)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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