本文のショートカット メインメニューのショートカット

投資ニュース

  • Home
  • Invest KOREAの紹介
  • ニュースルーム
  • 投資ニュース
朴大統領 中国主導の自由貿易圏構想を積極支持
作成日
2014.11.14

聨合ニュースによると、

【北京聯合ニュース】アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するため中国・北京を訪問中の朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領は11日、中国が主導するアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)の推進を積極的に支持する意向を表明した。

韓国青瓦台(大統領府)は、朴大統領が同日午前に開かれたAPEC首脳会議セッション1で、FTAAP実現に向けたロードマップ採択を積極的に支持し、FTAAP実現のための具体的措置に対する合意形成に寄与したと説明した。ロードマップはAPEC首脳宣言の付属書として採択される予定だ。

APECで2006年から協議されているFTAAPはアジア太平洋地域に自由貿易地帯を設けるという構想で、APECの最終目標だ。特に、今回の首脳会議では中国が主導的に推進するFTAAPが米国主導の環太平洋連携協定(TPP)に対抗する性格が強く、朴大統領の支持表明が北東アジア情勢や米中の覇権争いにどのような影響を与えるか注目される。

また、朴大統領はFTAAP実現に向けた「地域経済統合力量強化事業」の第2段階を来年から推進することを提案した。同事業はAPEC加盟国・地域が自由貿易協定(FTA)交渉の経験や分野別の情報交流を通じて開発途上国のFTA交渉能力の強化を目指す。韓国主導の下、2012年から今年まで第1段階の事業が進めら、来年からは第2段階に入る計画だ。

このほか、国境を越えた機能的な分業システム「グローバル・バリュー・チェーン(GVC)」と関連し、「主要産業別中小企業のGVC参与研究事業」も提案した。同事業は電機電子、自動車、繊維、農業、保健産業の分野別ワークショップ開催などを通じたGVCへの参加に関する事例研究や活性化策を模索し共有することを骨子とする。

hjc@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>


原文記事

出所:聨合ニュース(2014.11.11)

メタ情報