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ロシアの副首相「極東開発で韓国との協力強化を期待」
作成日
2014.12.08

聨合ニュースによると、

トルトネフ副首相、来韓を前にインタビュー「韓国企業の隘路解決に取り組む」

【モスクワ聯合ニュース】ユ・チョルジョン特派員=ロシアのユーリ・トルトネフ副首相兼極東連邦管区大統領全権代表は3日(現地時間)、「極東地域の開発を戦略的優先課題として進めているロシアは、多様な分野で協力パートナーとしての能力を備えた韓国との経済協力強化を求めている」と明らかにした。

韓露経済科学技術共同委員会のロシア側委員長も勤めているトルトネフ副首相は、今月8~9日の韓国訪問を控え、同日モスクワ市内の政府庁舎で行われたインタビューで、「大きな潜在力を持つ韓国との貿易をさらに拡大し、造船、水産物加工、木材加工などの分野で韓国企業と協力できることをを期待している」と述べた。

さらにトルトネフ副首相は、「現在ロシア政府が極東開発政策の一環として進めている『先導開発地域』プログラムにも、韓国企業の参加を求めたい」と要請した。

ロシアは極東開発を加速化するため、税制優遇措置や行政の簡素化、インフラ構築などの便宜を保障する一種の経済特区、先導開発地域プログラムを推進している。

沿海州、ハバロフスク州、アムール州、サハリン州、カムチャツカ州など極東の複数地域を先導開発地域に指定し、様々な優遇措置を提供することで、国内外の投資家を引きつけるという戦略だ。

トルトネフ副首相はまた、長年議論されてきた韓国・北朝鮮・ロシアの3国協力事業である羅津・ハサンプロジェクト、北朝鮮経由のロシア産ガスの韓国供給事業、北東アジア諸国間の統合電力網構築事業などにも、韓国側の参加を促した。

ロシア進出企業の隘路を解決するためにも積極的に取り組むとした上で、まずロシア公企業の購買約束の不履行により稼動中止となった、現代重工業の高圧遮断機生産工場(沿海州)の運営を今年内に正常化させると約束した。

現代重工業は昨年1月、沿海州・ウラジオストクに年間350台を生産できる高圧遮断機工場を竣工し、生産に着手した。しかし、当初年間約200台を購買することにしていたロシア連邦送電網公社(FGC)が約束を守らず、工場の稼働は中止になった。

トルトネフ副首相は、「該当企業の指導部は、今年内に現代重工業工場が再稼動されるよう措置を取ると報告しており、関連協定も締結されたと聞いている」と述べた。

cjyou@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>


原文記事
出所:聨合ニュース(2014.12.4)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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