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韓国政府、19年までゲーム産業発展に2,300億ウォンを投入
作成日
2014.12.19

聨合ニュースによると、

文化体育観光部 、5ヵ年中長期計画を発表…「ピカソ・プロジェクト」として推進

【ソウル聯合ニュース】コ・サンミン記者=韓国政府は、危機にさらされている国内ゲーム産業の再活性化に向け、19年まで2,300億ウォン以上を支援する「ピカソ・プロジェクト」を推進することにした。

文化体育観光部(以下、文体部)は18日、ソウル鍾路区都染洞の政府ソウル庁舎別館で記者会見し、「ゲーム産業およびeスポーツ中長期計画」を発表した。

文体部は中長期計画を策定するために、ここ1年間、ゲーム開発会社や専門家グループと20回以上の政策懇談会を開き、▲次世代ゲーム産業の新領域創出、▲ゲーム産業再活性化の基盤作り、▲ゲームへの認識改善を通じた価値の再発見を3つの柱として位置づけた。

「ピカソ・プロジェクト」とはこの3つの柱を実現するための、7つの推進方向を意味する。人材管理(Person)、革新融合プラットホームの開発(Innovation)、ゲーム文化の革新(Culture)、同時成長(Accompany)、創業・雇用創出(Start-up)、未来志向の政策開発(Startegy)、海外市場への進出(Oversea)の7つの方向性の頭文字を取った造語だ。

文体部は年売上5千億ウォンのゲーム企業を13年現在3社から10社へ、年売上1千億ウォンのゲーム企業を6社から10社へ育成するという目標を掲げた。

さらに、市場規模では毎年5%の伸び率を実現して、来年の10兆ウォンから19年13兆ウォンに育成する一方、輸出規模では毎年10%の成長を通じて来年の28億ドルから19年40億ドルまで増やすという計画だ。

特に韓国ゲーム産業の喫緊の課題は新しい領域の創出と判断し、「OTT(Over the top)」やスマートテレビなど次世代プラットホームにおけるゲーム産業の生態系作りに向けた研究開発および政策支援事業を拡大することにした。人工知能(AI)技術との連携やユーザー体験(UX)研究開発への支援も強化される。

このため、文体部は19年まで政府予算1,800億ウォンにファンド・オブ・ファンズ500億ウォンを合わせた、計2,300億ウォンを次世代ゲームの製作支援に投入する計画だ。

ゲーム産業再活性化の基盤作りとしては、「ゲーム物等級分類」などの制度見直しに注力するとしている。別途のタスクフォース(TF)を立ち上げ、来年上期中に最終案を確定する予定だ。

eスポーツの中長期計画は、持続的な成長に向けた生態系確立に焦点が当てられた。文体部はこのための3つの戦略として、▲eスポーツ産業の基盤作り、▲ eスポーツを楽しむ文化の定着、▲ eスポーツにおけるグローバルリーダーシップの強化を掲げた。

インフラ対策しては、まずソウル麻浦区上岩洞にeスポーツ専用競技場を建設し、地域別に大会を行える施設を拡充していく。

eスポーツと中学校の自由学期制を連携した体験プログラムやGラーニング(機能性ゲームを利用した教育)活性化を進める一方、国際eスポーツ連盟が国際スポーツ機関「スポーツアコード(Spor Accord)」に加入し、正式な国際スポーツの一つとして認められるよう協力する予定だ。

gorious@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>


原文記事
出所:聨合ニュース(2014.12.18)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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