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聨合ニュースによると、

１４年１人当たりGDPは２万８千７３８ドル…主要３５カ国中２５位

【世宗聯合ニュース】イ・サンウォン、イ・グァンビン、キム・スンウク、チャ・ジヨン記者＝２０１４年韓国の１人当たり国民総所得（ＧＮＩ）は２万８千ドルになると試算された。

これは前年より約７％増加した数値で、ウォン高ドル安などによるものだ。

◇１人当たりＧＮＩの伸び率は例年並み

去る１２月２９日現代（ヒョンデ）経済研究院によると、１４年の１人当たりＧＮＩは２万８千ドル前後で、前年の２万６千２０５ドルより１千８００ドル（６．８％）程度増えると推計された。

これは１４年１月２日から１２月２４日までのドル／ウォン相場の平均である１ドル＝１，０５２ウォンを適用して計算したもの。ウォン換算の１人当たりＧＮＩは、約２千９５０万ウォンだ。

現代経済研究院のチュ・ウォン首席研究委員は、「２０００年代に入ってグローバル金融危機などの一部の例外を除き、韓国の１人当たりＧＮＩは毎年約２千ドルずつ増加してきた」とした上で、「１４年も１千８００ドル程度の増加が予想されるが、これはウォン高によるところが大きい」と説明した。

１４年のウォン相場の平均値は、１３年の１，０９５ウォンに比べ、約４０ウォンのウォン高が進んだ。

１人当たりＧＮＩは１０年に２万２千１７０ドルと２万ドルを突破してから、１４年までの５年連続で２万ドル台を維持している。例年並みの成長が続けば、１５年は３万ドルを突破する可能性がある。

現代研究院が１人当たりＧＮＩを推計する上で使用した１４年の経済成長率見通しは３．６％で、ＧＤＰデフレーターは１．３％だった。ウォン相場の平均推定値は、韓国銀行と同一だ。

現代経済研究院は、このような結果を１５年始めに公式発表する予定だ。

１４年の１人当たり国内総生産（ＧＤＰ）は２万８千ドル台後半になる見通しだ。国際通貨基金（ＩＭＦ）は、最近まとめた世界経済見通しの報告書で、１４年の韓国の１人当たりＧＤＰは、２万８千７３８ドルになると推計した。これは世界の主要３５カ国のうち２５位に当たる。

ＩＭＦは１５年には１人当たりＧＤＰが３万８０７ドルに増加し、１つ順位を上げて２４位になると見込んだ。

しかし、１４年の１人当たりＧＮＩが２万８千ドルより低くなるという見方もある。

ＬＧ経済研究院は内部的に、１人当たりＧＮＩが２万８千ドル未満になると試算した。公式発表は行わない計画だ。

同研究院は１４年の経済成長率見通しは３．３％、消費者物価伸び率は１．３％、ドル／ウォン相場の平均値は１，０５４ウォンになると見込んだ。

韓国政府は今年３月頃に１人当たりＧＮＩを発表する予定だ。韓国銀行は毎年の３月頃に、１人当たりＧＮＩなど各種の国民経済計算を作成・発表している。

韓国政府の１４年経済成長率見通しは３．４％で、１３年末に予測した３．９％より０．５％下落しており、消費者物価伸び率は１３年と同一の１．３％だ。１３年末に予測した２．３％より１％も低い数値だ。内需低調など景気低迷が続いたためだ。

◇経常収支・雇用率は好調…消費・投資は低調

１４年、見通しより低い経済成長率・消費者物価とは異なり、経常収支や雇用率などのマクロ経済指標は好調だった。

韓国政府は先日まとめた１５年経済政策展望で、１４年の経常収支が８９０億ドルの黒字になると見込んだ。１３年の経常収支の黒字額７０７億ドルを上回る数値だ。輸出は前年比で２．７％、輸入は２．５％、それぞれ増加すると試算された。商品収支（貿易収支に相当）が依然として高い水準の黒字になっている中、原油安など黒字要因が拡大しているからだ。

政府は１４年の壮年層・女性の活発な市場参加や雇用政策の効果などにより、就職者が５３万人増えると予想した。１３年末の予測値である４５万人より、８万人も多い数値だ。

雇用率（１５～６４歳）は就職者の増加を受け改善し、１３年末の予測値である６５．２％と類似の６５．３％に達する見通しだ。

しかし、民間消費と投資は国内外の不確実性や心理冷え込みなどで減少するとしている。

民間消費の伸び率は前年より０．３％低い１．７％に止まり、建設投資も前年（６．７％）の半分水準の３．２％の成長に止まるものと見られる。しかし設備投資だけは、１３年の低迷による反動などで、３．２％の増加が予想される。

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原文記事
出所：聨合ニュース(2014.12.29)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。