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韓国政府、スマート工場の普及を推進
作成日
2015.01.13

生産ラインにICTを導入し、効率の向上を狙う

韓国政府は、「スマート工場」の普及を積極的に推進することにした。

朴槿恵(パク・クネ)大統領は12日午前、大統領府で行われた「2015新年記者会見」で、「製造業革新3.0戦略を本格的に推進する」とした上で、「スマート工場普及など工程の革新と、モノのインターネット、3Dプリンティング、ビッグデータなど重要技術の開発を通じて、新しい未来の成長エンジンを創出する」と述べた。

製造業革新3.0戦略には、▲融合型新製造業の創出、▲主力産業の重要力量強化、▲製造革新基盤の高度化、▲海外進出の促進という4の戦略と8の細部課題などが含まれている。

朴大統領が言及したスマート工場とは、中小企業の生産ラインに先端の情報通信技術(ICT)を導入し、生産・品質管理の効率を高めることを意味する。生産過程をリアルタイムで管理することで、製品の品質を改善し、エネルギー効率の向上を図ることができる。

すでにドイツや米国、中国、イギリスなどは、高コストの生産構造を低コストの生産構造に改善するための対策として、4~5年前からスマート工場の普及に取り組んでいる。

産業通商資源部は、今年500ヶ所のスマート工場を普及させた後、2020年まで1万ヶ所に増やす計画だ。

また、製造業革新案として、スマート工程上の8の重要技術に対する研究開発(R&D)支援や製造業における投資環境の改善対策などを進める予定だ。

さらに、製造業に携わる労働者の長期勤続を促すための対策も推進される。

雇用労働部は、今月7日にまとめた「中小企業における若者インターンシップ制度の見直し案」で、製造業生産職の若者に交付される就職支援金を、現行の220万ウォンから300万ウォンに拡大する方針を示した。


原文記事
出所:ニューシース(2015.01.12)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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