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ダボス会議「コリア・ナイト」が大盛況
作成日
2015.02.02

スイスのモロサニ・シュバイツァーホフ(Morosani Schweizerhof)ホテルで22日夜(現地時間)開催されたダボス会議「2015コリア・ナイト(Korea Night)」が、現地で大きな注目を集めた。

同催しを主催した全国経済人連合会(以下、全経連)によると、「コリア・ナイト」には多くの来場者が詰めかけ、終了時間が予定の9時30分より1時間以上繰り下げられた。終了時間が過ぎたにも関わらず、韓国料理や音楽を楽しみたいという新しい参加者の入場が続いたからだ。

参加者らは特に北朝鮮の料理や酒に高い関心を示した。ペクロ酒やインプン酒など北朝鮮の伝統酒を試飲する人が多く、緑豆チヂミやとうもろこし駝酪粥なども人気を集めた。これまで「核」や「ミサイル」など否定的な印象が強かった北朝鮮は、今回のコリア・ナイトを通して伝統料理や酒、音楽(「出鋼」などの伽耶琴曲)など、実生活と文化を身近に感じてもらう機会になったと、全経連は評価した。

コリア・ナイトで北朝鮮を紹介するようになったのは、今年のテーマが「統一」だったからだ。全経連は「統一韓国、無限の可能性(A Unified Korea, Infinite Possibilities)」をテーマに掲げた。

大統領の「統一大当たり」映像メッセージ、外交部長官の演説、全経連会長の演説など、官民が口をそろえて「南北(韓国-北朝鮮)統一は世界にとって大当たり」というメッセージを発信すると、多くの参加者が共感を表明した。

粘着メモに多くの名士が支持のメッセージを残し、スタンダードチャータード銀行のジャスパル・ビンドラ(Jaspal Bindra)アジア地域社長は乾杯の挨拶で、「統一が実現すれば、私もジム・ロジャーズ(Jim Rogers)のように、全財産を統一韓国に投資する」と述べ、拍手を受けた。

世界経済フォーラム(WEF)のクラウス・シュワブ会長も、南北統一に対する高い関心を示し、「個人的に韓国料理が大好きだ」と言って緑豆チヂミなどを楽しんだ。

会場にはサムスンの105インチUHDテレビが設置され、注目を集めた。澗松(カンソン)美術館の美術作品10点が鮮明な画質で映されると、参加者からは嘆声が上がった。

4年前から参加者に贈っているハングル柄のスカーフは、もはやコリア・ナイトを象徴するアイテムとして定着している。スイス現地でも人気が高まり、「もっともらえないか」と聞いてくる参加者もいる。評判は口コミで広がり、ホテル内の保安警察やスタッフも会場に来て、スカーフをもらえないかと要請するほどだ。

参加者らは開城工業団地のハンカチにも大きな関心を示した。 開城工業団地の存在そのものを知らなかった外国人らは、ハンカチが北朝鮮にある工業団地で生産されたという説明を聞き、「本当ですか(Really?)」と聞き返し、お土産用として数枚のハンカチを要請した。

この他、文化体験として運営した「自分撮り棒」による写真撮影も、韓国の独特な文化として注目を集めた。韓服を着た韓国人スタッフと楽しく撮影する姿も見られた。

一方、同催しには、三菱商事の小島順彦会長や東レの小泉慎一相談役など、日本人企業家が多数参加し、関心を集めた。



原文記事
出所:ニューシース(2015.01.23)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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