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中国とのFTAに仮署名 開城団地製品も対象に=韓国
作成日
2015.02.26

聨合ニュースによると、

【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部は25日、中国との自由貿易協定(FTA)に仮署名したと発表した。今年前半に正式署名し、国会批准を経て早期発効を目指す。

両国は昨年11月に実質的に交渉を妥結して以降、協議を進めてきた。

韓国と北朝鮮が経済協力事業を行う開城工業団地を含め、域外加工地域で生産され原産地の地位が認定される製品は計310品目に上り、これまで韓国が結んだFTAのうち最多となる。北朝鮮に新たに域外加工地域が設置される可能性を踏まえ、域外加工地域委員会も発足させる。

上海自由貿易試験区(FTZ)内に設立された韓国建設企業は、上海での外資の出資比率制限を受けることなく合弁プロジェクトを受注できる。また、韓国の旅行会社が中国で、韓国や第三国に旅行する観光客を募集できるようになる見通し。

韓中FTAで中国は品目ベースで91%(7428品目)、輸入額ベースで85%(1417億ドル=約16兆8200億円)の関税を20年以内に撤廃する。韓国は品目で92%(1万1272品目)、輸入額で91%(736億ドル)の関税を同期間内に撤廃する。

製造業のうち自動車・部品の大部分は自由化の対象外になるか、または中長期間かけて関税を撤廃する。農水産分野では、韓国はコメをはじめトウガラシ、ニンニクなどの主要農産物、イカやカタクチイワシ、タチウオなどの水産物20品目が自由化の対象外となり、国内への打撃を最小限に抑えた。

ikasumi@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>


原文記事
出所:聨合ニュース(2015.02.25)

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