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韓国政府、19年までアニメ・キャラクター産業に約4千億ウォンを投入
作成日
2015.03.02

聨合ニュースによると、

文化体育観光部、アニメ・キャラクター産業の中長期育成計画を公開
制作費自動支援制・融合創作センターの新設・キャラクターのコラボ促進

【ソウル聯合ニュース】キム・ジュンベ記者=韓国政府は、キャラクター・アニメ産業の育成に2019年まで計3800億ウォンを投入する。

アニメの創作実績により支援を連携して行う「制作費自動支援制」の導入、融合コンテンツを発掘するための「アニメ・キャラクター融合創作センター」の構築、キャラクターのコラボ(協業)を促すためのプロジェクトの推進など、実質的な成果の達成と零細性の克服に焦点を合わせる方針だ。

文化体育観光部(以下、文体部)は26日、このような内容の「アニメ・キャラクター産業の育成に向けた中長期計画(2015~2019)」をまとめた。具体的な投資の内訳は、アニメ分野=2000億ウォン、キャラクター分野1300億ウォン、専門投資ファンド500億ウォンなどとなっている。

文体部はアニメ産業の場合、2013年に入って創・作業の売上の比重が全体の7割を占め、下請け中心から創・作業中心にシフトしており 、キャラクター産業も2009年以降輸出が88.7%も増加するなど、本格的な成長軌道に乗っていると判断した。

しかし、中小企業中心の脆弱な創作基盤や乳幼児・テレビアニメに偏重している小規模な市場構造、優秀・専門人材の不足、キャラクターの無断複製の蔓延などは克服すべき課題とされている。

創作力量の強化を目指して2017年に導入予定の「自動支援制」は、作品の放送・上映の実績に応じて、当該制作会社の次作の企画と制作費を支援する制度だ。この他にも短編や劇場版、ニューメディアなど多様な形の作品支援を拡大すると共に、500億ウォン規模のファンド2つを追加的に造成する。

大衆との接点拡大に向け、新規チャンネルの構築と劇場版アニメの上映支援、放送事業者の作品購買支援を行う一方、アニメ放送時の当該キャラクター起用CMの規制についても、関係機関との協議を通じて緩和を推進する。

人材育成方策としては、来年若者対象の企画専門プロジェクトラボ(Lab)とスターキャラクターラボを運営し、2017年「アニメ・キャラクター融合創作センター」を設置して、事業インキュベーションと融・複合コンテンツ開発をサポートする。

キャラクター部門では、2016年に「キャラクター違法流通通報センター」を構築し、産業基盤の強化に乗り出す計画だ。2017年「コラボ」分野を新設し、他産業及び他文化コンテンツ分野との協業プロジェクトを進めると共に、これを集約する「キャラクター産業大展」も同じ年に開催する。2019年には「大韓民国キャラクター博物館」も設立される。

文体部は2017年海外の主要拠点に「ビジネス支援センター」を構築するという目標の下、まずは韓国コンテンツ振興院の米国、英国、日本、中国などの海外事務所の機能を強化し、これを支援センターに拡大すると共に、設置地域も増やすとしている。

2017年には「ソウル・キャラクター・ライセンシング・サミット」を開催して、海外主要ライセンス企業との提携・連携の強化を模索し、ライセンスビジネス支援センターを構築する他、キャラクターPR冊子の「Kキャラクター」(仮称)を発刊して、全世界に配布する予定だ。

jbkim@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>


原文記事
出所:聨合ニュース(2015.02.26)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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