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未来創造科学部、今年原子力研究開発事業に約3千億ウォンを投入
作成日
2015.03.04

未来創造科学部(以下、未来部)は、使用済み核燃料の安全な管理のための未来原子力コア技術の開発とグローバル原発解体市場参入のための原発解体技術の開発に積極的に乗り出す。

未来部は2日、12の原子力研究開発事業に、昨年比7.7%増の計3146億ウォンを投入すると明らかにした。

まず、原子力技術開発事業に1420億ウォンが投じられる。未来部は、使用済み核燃料を安全で経済的に管理する上で必要な乾式再処理(パイロプロセシング)技術と連携したナトリウム冷却高速炉の開発など、未来原子力コア技術の開発を持続的に進める。

使用済み核燃料の乾式再処理技術は、使用済み核燃料の95%をリサイクルし、純粋なプルトニウムが抽出されないため、核拡散の懸念が少ないのが特徴だ。未来部は国内模擬試験施設で実証研究を行い、米国で実際の使用済み核燃料を分離・実証する研究を強化する計画だ。

国内老朽化原発の廃炉に対応すると共に、世界的に解体の時期を迎える原発の増加でブルーオーシャンに浮上した海外原発解体市場への参入に向け、原発解体コア技術の開発などを重点的に進める。

また未来部は、高付加価値の放射線産業育成などのため、放射線技術開発事業に424億ウォンを投入する。放射線融合技術・放射線医学技術の開発を持続的に推進し、放射線技術の産業化を図るため、企業需要中心の研究開発支援を拡大する計画だ。

さらに、中小型原子炉(SMART)の国際競争力強化にも着手する。未来部は世界で初めて標準設計の認可を受けたこの中小型原子炉に93億ウォンを投じ、安全性の強化に取り組むとしている。

輸出向けの新型研究用原子炉(以下、研究炉)の開発・実証には547億ウォンが投入される。未来部は国内の医療用放射性同位元素の需要を満たし、研究炉技術の輸出基盤を構築するため、輸出向け新型研究炉を建設することにした。


原文記事
出所:ニューシース(2015.03.02)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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