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「バイオヘルス産業」に3千400億ウォン投資へ
作成日
2015.03.20

聨合ニュースによると、

「バイオヘルスの未来新産業への育成戦略」を発表…17年まで世界初の医薬品5件の発売狙う

【ソウル聯合ニュース】ヤン・ジョンウ記者=韓国政府は、世界的にまだ成長の初期段階にあるバイオヘルス産業を集中的に育成し、世界市場を先取りするために取り組むことにした。

未来創造科学部と産業通商資源部、保健福祉部、食品医薬品安全処は17日、「バイオヘルスの未来新産業への育成戦略」を共同で発表し、今年計3千400億ウォンを投入する方針を固めた。

政府はまず、2017年まで肝細胞と遺伝子治療剤の分野で、「世界初」の医薬品5件を発売するという目標を掲げている。

韓国が肝細胞治療剤の分野で世界最高の商用化水準(1位)と臨床研究件数(2位)を保有しているだけに、十分なグローバル競争力を備えているとの判断によるものた。

このため、市場中心の研究開発(R&D)に方向性を転換し、企業が希望するアイテムを発掘・投資する新規事業に着手する一方、「技術開発-臨床-許認可-輸出」につながる個々に合わせた「トータルパッケージ型」支援に取り組むことにした。

また、がん・関節炎・脊椎損傷など難治疾患治療剤を開発するための「製品志向の省庁連携事業」も導入する方針だ。

経済的負担の大きい「海外臨床」を支援するため、2017年まで1千105億ウォン規模の「政府-民間ファンド」を造成し、「汎部処新薬開発産業団」が先端バイオ医薬品の海外臨床支援を担当する。

国内医薬品の海外許認可手続きが迅速に進むよう、米国食品医薬品局(FDA)の臨床・許認可獲得のための「標準モデル(Best Practice)」を設けて企業に提供すると共に、国内食品医薬品安全処から許可を受けた製品が、現地の規制機関からも自動的に承認される「自動承認」の対象国を、南米を中心に追加的に確保することにした。

将来の需要に応じ、バイオ産業の人材育成も強化する方針だ。

2017年まで「研究する医師」2千人を育成し、医学生が研究力量を備えた医師に成長するまでライフサイクル全体をサポートする制度を、来年導入することにした。

また、医学大学卒業生のうち研究分野への進路希望者を対象に、政府出捐研究機関や企業研究所への就職を支援する「研究インターン制」も試験的に運営する。

ゲノムの分析内容をプログラミングできる「バイオインフォマティクス」専門家育成大学のカリキュラムを見直すなど、2017年まで500人の新規雇用を創出する方針だ。

さらに保健福祉部がコントロールタワーとなり、海外市場や臨床、許認可、薬価など海外進出総合情報を企業に提供すると共に、KOTRAにも医薬品分野専担部署を新設して、海外現地での直接支援サービスを可能にする方針だ。

今年以内に、37ヶ国に対する海外進出総合情報を提供するポータルも構築される。

政府は大田創造経済革新センターを拠点にし、関連分野の大手企業と中小企業間の協力を促すという構想も戦略に盛り込んだ。

eddie@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>


原文記事
出所:聨合ニュース(2015.03.17)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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