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KIEP「韓米FTA発効以降、対米輸出32%・輸入11%増加」
作成日
2015.03.25

聨合ニュースによると、

【世宗聯合ニュース】チャ・ジヨン記者=2012年3月韓米自由貿易協定(FTA)が発効して以来、米国との貿易で輸出は32%、輸入は11%程度増加したという分析が発表された。

対外経済政策研究院(KIEP)は23日、「韓米FTA 3年間の履行現況と争点」と題する報告書で、韓米FTAが発効してから34ヶ月間、対米輸出は発効前同期比で31.54%、輸入は同10.77%それぞれ増加したと発表した。

さらに同期間中、米国の輸入国のうち韓国からの輸入の伸び率が最も高いが、これはFTAが米輸入市場での韓国製品の競争力強化にプラスに働いた可能性を示唆していると付け加えた。

KIEPは、FTA発効以降の2012年3月から2014年12月までの韓国の対米輸出を、発効前の同じ期間の実績と単純に比較すれば23.64%増加しているが、要因別分析を行った結果では韓米FTAによる輸出の伸び率が82.4%に達したと説明した。

産業別に見ると、FTAによって自動車及び部品(127.96%)、金属産業(109.16%)の対米輸出は2倍以上増加しているものの、その他の製造業(2.85%)と化学(8.49%)では伸び率が10%を下回ったと明らかにした。

またFTA発効以降、韓国の全体品目に占める対米輸出入品目の比率が、それぞれ2.1ポイント、1.9ポイントずつ増加するなど品目が多様化していることから、FTAを通じて両国間の貿易が量的にも拡大していると評価した。

KIEPは、韓国の昨年のFTA活用率は輸入が60.7%、輸出が43.8%程度で、産業別でばらつきが大きいため改善の必要があると指摘した。特に、企業の原産地証明への負担を軽減するための、両国税関の協力が求められると付け加えた。

投資分野では、FTA発効から昨年末までの米国からの外国人直接投資が約104億ドルで、発効前の同じ期間の55億ドルより89.6%増加するなど、誘致実績か改善したと説明した。

charge@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>


原文記事
出所:聨合ニュース(2015.03.23)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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