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昨年の1人当たりGNIは2万8180ドル、GDP3.3%成長
作成日
2015.04.01

昨年の設備投資の伸び率5.8%、GDP成長を牽引
1人当たりGNIの増加、交易条件の改善に支えられる
昨年第4四半期のGDP、速報値を0.1ポイント下回る
輸出伸び率は僅か2.8%…輸入は2.1%増加

昨年の実質国内総生産(GDP)は建設投資不振の中でも設備投資増加などに支えられ、前年(2.9%)より3.3%成長した。1人当たりの国民総所得(GNI)はウォン高ドル安などの影響で、2万8000ドルを突破した。

25日韓国銀行が発表した「2014年国民計定(暫定)」によると、昨年のGDPは設備投資増加などを受け、3.3%成長した。

GDP伸び率は、2011年3.7%から2012年2.3%に急激に下落したが、2013年2.9%、昨年3.3%と小幅上昇している。

昨年の四半期別の伸び率(前期比)は、▲第1四半期=1.1%、▲第2四半期=0.5%、▲第3四半期=0.8%、▲第4四半期=0.3%だった。昨年第4四半期の伸び率は、速報値(0.4%)より低い水準だ。税収不足による政府支出の減少や閏月の影響が大きかった。

産業別の伸び率は、▲製造業=4.0%、▲建設業=0.6%、▲サービス業=3.1%となった。

実質的な購買力を表す1人当たりのGNIは2万8180ドルで、前年(2万6179ドル)より2001ドル増加した。

GNIは、▲2010年=2万2170ドル、▲2011年=2万4302ドル、▲2012年=2万4696ドル、▲2013年=2万6179ドルを記録した。

民間消費・政府支出などを合わせた最終消費支出は2.0%の伸びとなったが、前年(2.2%)より0.2ポイント下落した。

民間消費の伸び率は前年比0.1ポイント減の1.8%に止まった。このうち家計消費の伸び率は1.6%で、前年(1.4%)より0.2ポイント増加した。政府支出の伸び率も前年(3.3%)比0.5ポイント減の2.8%となった。

建設投資、設備投資、知識財産生産物投資などの総固定資本は3.1%増加したが、前年(3.3%)よりは0.2ポイント減少した。

建設投資の伸び率は前年(5.5%)比4.5ポイント下落した1%に止まったが、設備投資の伸び率は5.8%となり、前年(マイナス0.8%)より大幅に増加した。

研究開発やソフトウェアなど、知識財産生産物に対する投資も4.6%の伸びとなり、前年(4.4%)より0.2ポイント増加した。

昨年の輸出は2.8%増加したが、前年(4.3%)より伸び率は鈍化している。昨年第3四半期以降の2期連続のマイナス成長によるものだ。輸入は2.1%の伸びとなり、前年(1.7%)より0.4ポイント増加した。


原文記事
出所:ニューシース(2015.03.25)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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