投資ニュース
- Home
- Invest KOREAの紹介
- ニュースルーム
- 投資ニュース
聨合ニュースによると、
半導体市場調査機関であるIC Insightsは31日、今年の半導体市場の成長率を当初の5%から11%へと上方修正した。DRAMとNAND FLASHなど半導体メモリが後押しした結果だと考えられる。
半導体メモリの代名詞とも言えるDRAMは、PCとサーバー用など伝統的IT電子機器の貯蔵装置として主に利用され、電源が切れてもデータが保存されるNAND FLASHはスマホをはじめ、モバイル機器の貯蔵装置に主に利用されている。
IC Insightsは今年のDRAMとNAND FLASHの販売がそれぞれ39%、25%増加すると見通した。需要は増加しているものの、供給メーカーは限られているためだ。
Vivo、Oppo、シャオミなど中国のスマホメーカーが大容量の高性能メモリを搭載するなど、激しい競争を広げている。人工知能などビックデータ基盤サービスも活性化したことでサーバーメーカーの注文も増えている。
一方、半導体メモリを生産しているメーカーはサムスン電子、SKハイニックス、東芝、マイクロン・テクノロジー程度しかなく、供給が需要に追いついていない。
DRAMはサムスン電子、SKハイニックス、マイクロン・テクノロジーが1位~3位で、市場の93.6%を占めている。
NAND FLASHはサムスン電子、東芝、ウェスタン・デジタル、マイクロン・テクノロジー、SKハイニックスが上位5位を占め、韓国の2社が市場の半分近く(47%)を占めている。
nomad@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>
原文記事
出所:聨合ニュース(2017.03.31)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。