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聨合ニュースによると、
【ソウル聯合ニュース】韓国の素材・部品貿易が、景気低迷にもかかわらず堅調な流れを維持している。対日輸入依存度は過去最低となった。
1~3月の素材部品輸出額は667億ドル(約8兆200億円)、輸入額は407億ドル、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は260億ドルの黒字となった。産業通商資源部が9日発表した。
1~3月期としては過去最高の黒字。輸出額は前年同期比3.0%、輸入額は同0.6%それぞれ増加した。
同部は、素材部品貿易が昨年初めて年間黒字額1000億ドルを達成後、順調な流れを維持していると評価した。
ただ、国際原油価格の影響を大きく受ける石油化学製品の単価下落で、素材分野の輸出入は減少に転じた。
電子部品(輸出増加率11.2%)、一般機械部品(同4.8%)、電気機械部品(同9.0%)が輸出をけん引したが、原材料価格下落の余波で化学物および化学製品(マイナス10.5%)、繊維製品(マイナス12.3%)などは輸出額が減少した。
地域別では、中国、米国、東南アジア諸国連合(ASEAN)、中南米などへの輸出が増加したが、欧州連合(EU)向けは減少した。
対日貿易収支は38億8000万ドルの赤字だったが、赤字幅の縮小は続いている。対日輸入依存度は17.1%で過去最低を更新した。
同部の羅基龍(ナ・ギヨン)素材部品政策課長は「対日輸入依存度の低下は、韓国の素材・部品の競争力向上とともに、輸入先が中国など多角化された結果だ」と説明した。
hjc@yna.co.kr
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原文記事
出所:聨合ニュース(2015.04.09)