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未来創造科学部、グローバルなソフトウェア企業育成に本格着手
作成日
2015.04.15

2017年までSW技術力を米国の73%→80%へ
オープンソースSW5件、グローバルSW専門企業50社を育成

未来創造科学部(以下、未来部)は、グローバルなソフトウェア(SW)企業育成に本格的に着手する。

未来部は2017年まで韓国のSW技術力を米国の73%から80%台に強化する一方、SWを短期間で簡単に製作し開発費も削減できるオープンソースSWを5件に増やし、グローバルなSW専門企業も50社育成する計画だ。

未来部は12日、このような内容の「K-ICT SWグローバル先導戦略」をまとめたと明らかにした。先月発表された情報通信技術(ICT)活性化戦略(K-ICT)のフォローアップに当たる。

これまでは外形的・短期的成果にこだわり、オリジナル技術の開発や挑戦的な研究開発(R&D)をためらう傾向があったが、今回の「SWグローバル先導戦略」はSW R&Dの構造再編に焦点を当てているのが特徴だ。

未来部はまず、韓国SW産業の基礎体力を世界最高水準に向上させる方針だ。このため、オペレーティングシステム(OS)や知能SWなどSW基礎技術8分野を選定すると共に、分野別研究拠点を構築できるよう、2017年まで25の大学研究室を「SWスターラボ(StarLab)」に指定して、最大8年間支援する。また、SWオリジナル技術と関連し、政府主導のトップダウン企画を実施する。

さらに、SW関連アイデアが製品開発に十分反映されるよう、アイデア提案者が直接課題を遂行するという原則を基に、SW応用開発分野の課題募集方式を政府主導型から自由公募型 に転換する方針だ。

創業段階の企業を対象とするSW R&D事業の場合、公募展や国民向けアイデア収集オンラインサイト「創造経済タウン」などを通じて発掘されたスタートアップ企業が、アイデアを事業化・製品化に結びつけることができるよう、支援の手続きを簡素化する案も進められる。

特に未来部は今年、成長段階にある企業を対象に、ベンチャーキャピタル(VC)などの投資会社の市場選別能力とインキュベート能力を活用する「市場に優しいR&D(Market Oriented SW)プロジェクト」を導入する。同プロジェクトは、投資会社が一定の金額を投資しているか、または投資を決定した企業がR&D支援を申請すれば、R&D専担機関が技術力などを評価し、支援対象企業を選定する方式で行われる。

この他、潜在力を持つ韓国SW企業がグローバル市場で成功を収めることができるよう、R&Dや海外進出などをワンストップでサポートするGCS(Global Creative SW)プロジェクトも推進する計画だ。


原文記事
出所:ニューシース(2015.04.12)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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