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聨合ニュースによると、
韓国は発効から15年以内に金額ベースで94.7%、ベトナムは92.2%について関税を撤廃する。韓国の農家が反対するコメは交渉の対象外となり、トウガラシやタマネギ、茶、イカなど農水産物は関税撤廃の対象から除外した。
ベトナム・ハノイで行われた署名式に出席した韓国の尹相直(ユン・サンジク)産業通商資源部長官はあいさつで、「韓国企業のベトナムに対する投資が拡大してベトナムの経済発展を支援でき、両国の貿易も増加するだろう」として、「互いに利益となる共生型FTAの代表的な例になると思う」と期待を示した。
同FTAは韓国が締結交渉を妥結した15番目のFTA。韓国企業の進出が活発化している家電や化粧品、自動車部品などの関税が撤廃され、対ベトナム輸出と投資が増えるとみられる。また、ベトナム市場で日本製品と競合する韓国製品の価格競争力が高まる見通しだ。日本とベトナムは2009年に経済連携協定(EPA)を発効している。
2014年末時点の韓国の対ベトナム投資は9111件の189億ドル(約2兆2700億円)で、ベトナムにとって韓国は最大の投資国となっている。現在、約4040社の韓国企業が進出している。
kimchiboxs@yna.co.kr
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原文記事
出所:聨合ニュース(2015.05.05)