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日本・住友化学、韓国にリチウムイオン電池部材工場を新設
作成日
2015.06.15

聨合ニュースによると、

【ソウル聯合ニュース】ムン・ジョンシク記者=10日日本経済新聞によると、日本の住友化学はリチウムイオン電池の主要部材である絶縁材(セパレーター)生産工場を韓国に新設する。

住友化学は80億~90億円を投じて工場を建設し、2017年から稼働を開始する計画だ。予想生産能力は年間7000万㎡で、これは世界需要の約10%に当たる。

同社が韓国への工場新設を決定したのは、原料調達・生産インフラが整備されている上、電子部品・材料工場として拡張する余地が十分にあると判断したからだ。

また、自動車部品の関税を撤廃した韓米自由貿易協定(FTA)を活用し、電気自動車(EV)用電池事業の拡張を狙う戦略の一環でもあると、日本経済新聞は伝えた。

住友化学は、パナソニックと米EV大手テスラ・モーターズが米国で建設する自動車用電池工場に、絶縁材を出荷することを期待している。

同社は、来年の春まで愛媛県に所在する絶縁材工場の生産能力も3割増やす計画だ。韓国と日本で計画している投資額は約100億円であり、2017年には両工場の生産能力が年間1億8000万㎡と、現在より倍増することが見込まれる。

絶縁材は、リチウムイオン電池の陽極と陰極を絶縁する部品だ。現在世界市場に占める住友化学のシェアは5~10%程度だが、自動車用電池だけだと30%以上を占めているとされる。

テスラが脚光を浴びている上、中国・欧州が環境規制を強化しているため、EVの世界販売台数は今後増加することが予想される。これを受け、自動車用リチウムイオン電池市場の規模も、2020年には現在の3倍以上に拡大すると予想する声もある。

jsmoon@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>


原文記事
出所:聨合ニュース(2015.06.10)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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