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韓国の特許出願件数、米国・日本に次ぎ世界3位
作成日
2015.07.28

聨合ニュースによると、

【大田聯合ニュース】ユ・ウィジュ記者=スマートカーなど中核技術分野で、韓国の特許出願件数は世界3位の水準だが、特許引用回数は米国の半分程度に止まり、波及効果の大きい中核技術の開発が求められている。

特許庁と未来創造科学部は23日、未来成長エンジン特別委員会のソン・ウク委員長の主宰で開かれた「第5回未来成長エンジン特別委員会」で、未来成長エンジン13大分野に対する特許分析の結果を発表した。

過去12年間韓国、米国、日本、欧州連合の4カ国・地域に出願された約10万件の特許を分析した結果、韓国は特許出願件数で米国(29.8%)、日本(28.8%)に次ぐ3位(22.4%)となり、「人工知能モノのインターネット」分野では出願シェア首位だった。

しかし、特許の質的水準を示す特許引用回数は平均5.2回と、米国(11.3回)の46%に止まった。

主要国における特許取得比率も10.6%と、米国(35.9%)と日本(31.4%)を大きく下回り、海外での特許取得に向けた取り組みが急がれていることが分かった。

韓国はウェアラブル・スマートデバイスと臨場感コンテンツ(Reality Contents)の2分野の技術競争力は優秀だが、カスタマイズ・ウェルネス・ケアと融複合素材の2分野では出願件数が少なく、主要国での特許取得も不十分であるため、競争力が低いという意見が示された。

未来成長エンジン13大分野における海外出願国家数は平均3.61カ国で、全体産業平均(3.21カ国)より多く、海外市場確保により積極的に乗り出していることが分かった。

特定の出願人に特許がどれほど集中しているかを示す技術障壁度は13大分野で全般的に低い水準だが、少数のグローバル企業が主導する深海底海洋プラント分野は技術障壁度が最も高かった。

第5世代(5G)移動通信とモノのインターネットでは韓国のサムスン電子、LG電子、電子通信研究院(ETRI)による特許出願の比重が高いが、米国のクアルコム社の場合、米国だけでなく韓国内での特許出願(クアルコムの5G分野出願の25%)も多いため、今後韓国市場の競争の熾烈化が予想される。

ウェアラブル・スマートデバイス分野はサムソン電子、サムソンSDI、LG化学、サムソン電機の順となり、韓国が非常に積極的に特許活動を展開していることが分かった。最近では、米スタートアップ企業のスマートバンド・グラス関連の特許出願が急増している。

深海底海洋プラント分野の場合、大宇(テウ)造船海洋、サムソン重工業、現代(ヒュンダイ)重工業が出願件数で1~3位となっているが、9割以上が国内出願に集中しているのに対し、エクソンモービルやシェブロンなど外国企業は米国を中心に特許出願を行っている。

yej@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>


原文記事
出所:聨合ニュース(2015.07.23)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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