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「テクノロジー・パイオニア」として韓国のバイオ企業が初選定
作成日
2015.08.10

聨合ニュースによると、

眼科疾患専門「アベリーノ・ラボ」…角膜変性症診断技術で高い評価

【ソウル聯合ニュース】チョン・ミョンフン記者=眼科疾患専門の生命工学企業である「アベリーノ・ラボ(Avellino Lab)」は5日、世界経済フォーラム(WEF)から「テクノロジー・パイオニア2016」に選ばれたと明らかにした。

韓国のバイオ企業がテクノロジー・パイオニアに選ばれるのは、今回が初めて。

「ダボス会議」の主催で知られる世界経済フォーラムは毎年、各分野で技術革新をリードする企業を、テクノロジー・パイオニアとして選定・発表している。

アベリーノ・ラボは、角膜変性症を迅速・正確に診断する方法を開発した会社だ。

先天的に角膜変性症を引き起こす遺伝子を持つ人は、レーシック手術などで角膜が傷つけば、しっかり回復することができない。ひどい場合、失明に至る可能性もある。

アベリーノ・ラボは、研究を行った結果、韓国で870人中1人がこのような角膜変性症の原因となる遺伝子を持っていると明らかにした。

同社が最近公開した「アベリーノ・ラボ・ユニバーサル・テスト」は、アベリーノ角膜変性症や顆粒状角膜変性症1型など、5種類の角膜変性症を検査1回で診断できる。

アベリーノ・ラボは、セブランス病院で870人を対象に臨床試験を行った結果、同テストの敏感度と特異度は100%だったと明らかにした。角膜変性症でないのに角膜変性症と診断されたり、角膜変性症なのに角膜変性症でないと診断されるケースが、一件もなかったということ。

2008年に設立されたアベリーノ・ラボは現在、韓国・日本・米国・中国に法人を設立し、9の研究室を運営している。

今回の選定を受け、アベリーノ・ラボは今後5年間、ダボス会議に出席することになる。

一方、ダボス会議でテクノロジー・パイオニアに選ばれた代表的な企業としては、グーグル(2002)、ツイッター(2010)、ドロップボックス(2012)などがある。韓国企業としては昨年、カカオが選定された。

junmk@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>


原文記事
出所:聨合ニュース(2015.08.05)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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