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聨合ニュースによると、
1990年に韓国の1人当たりGDP5513ドルに対し、日本は2万5140ドルだった。2005年に韓国は1万8658ドルに拡大したが、それでも日本は3万5785ドルと韓国のほぼ2倍だ。その後、韓国は徐々に差を詰め、2020年には日本に迫ることになる。
国全体の経済規模をみると、1980年に韓国の名目GDPは652億ドル、日本は1兆870億ドルと韓国の16.7倍だった。1990年が11.1倍、2000年が8.4倍、2005年が5.1倍と差は縮み、昨年は韓国が1兆4104億ドル、日本はその3.3倍の4兆6024億ドルとなった。2020年には韓国が1兆8988億ドル、日本が4兆7469億ドルにそれぞれ増加する見通しだ。日本は韓国の2.4倍にとどまる。
また、IMFの統計によると、世界の輸出に韓国が占める割合は今年1~5月に3.3%で世界6位、日本は3.9%で4位となっている。2005年に韓国は2.7%で世界12位、日本は5.7%で4位だった。韓日の差は約10年で3.0ポイントから0.6ポイントに縮まった。
特に製造業における日本の後退が顕著だ。韓国の産業研究院の報告書によると、1995年に日本は世界の製造業の20.7%を占めたが、2012年は9.7%まで低下した。韓国は2.4%から2.8%に小幅上昇した。
一方、海外の主要機関による国際競争力の評価にはばらつきがある。スイスのシンクタンク、世界経済フォーラム(WEF)の今年の評価で、日本の国際競争力は6位、韓国は26位と、大きな開きがある。しかし、スイスの有力ビジネス教育・研究機関、IMDの評価では、韓国の国際競争力は1ランクアップの25位で、6位後退で27位の日本と逆転した。
韓国は日本だけでなく、急成長する中国とも競争しなければならない。中国の昨年の名目GDPは10兆3565億ドルだった。1人当たりのGDPはまだ7572ドルだが、2018年に1万ドルを超え、2020年に1万2117ドルに増加する見通しだ。世界の製造業に占める割合は2004年の9.0%から2012年は22.4%に拡大した。
韓国の民間シンクタンク、現代経済研究院のイ・ブヒョン東北アジア研究室長は、韓国は今後も中国、日本と競い合っていくしかないとしながら、「資本を最大限効率的に活用し、産業構造を画期的に変化させることが宿題だ。収益率の高い製品を開発しなければならない」と強調した。
mgk1202@yna.co.kr
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原文記事
出所:聨合ニュース(2015.11.05)