本文のショートカット メインメニューのショートカット

投資ニュース

  • Home
  • Invest KOREAの紹介
  • ニュースルーム
  • 投資ニュース
今年の設備投資 7.8%増 6年ぶりの最大幅=韓国
作成日
2017.12.04

聨合ニュースによると、

【ソウル聯合ニュース】ク・ジョンモ記者=今年、韓国の設備投資の増加幅が6年ぶりに最大を更新する見通しだ。

ただ、半導体産業への偏りが著しいことが分かり、半導体を代替できる産業の発掘が必要となっている。

産業銀行が3670社を対象に3日まとめた「2018年設備投資見通し」によると、今年の韓国の設備投資は195兆ウォンと、前年比7.8%増となった。これは11年の8.4%増となって以来、6年ぶりの実績だ。

年初の見通しでは181兆8千億ウォンだったが、それより7.3%も伸び、直近の保守的な投資傾向から脱皮したと同銀行はみている。

ただ、半導体を中心とする投資拡大のリスクにも備えなければならないと指摘した。

今年の半導体への投資増加額は10兆ウォンと、総投資増加額(14兆1千億ウォン)の70.7%を占めた。増加率7.8%のうち5.5pが半導体投資によるものなのだ。

半導体成長のスピードが落ちてきた場合に代替できる産業を発掘し、その関連業種に投資温もりを広めなければならない。

一方、来年の設備投資の予想額は195億4千億ウォンと推計された。増加率は今年の大幅増による基底効果で0.2%水準にとどまるとみられる。

今年の設備投資を大企業と製造業がリードしたならば、来年には中小・中堅企業と非製造業がリードするとの見方も出る。

経済・社会の変化を受け、有望産業に投資が移る傾向もみられる。

一人世帯の増加や生活習慣の変化により、食品業と賃貸業が今年3兆1千億ウォン、2兆4千億ウォンから来年4兆1千億ウォン、3兆2千億ウォンへとそれぞれ増加した。

一方、不動産業は規制強化の影響で、今年13兆7千億ウォンから来年11兆8千億ウォンへと減少し、鉄鋼業も造船などの不振で同期1兆8千億ウォンから1兆7千億ウォンに減少する。

また、第4次産業革命に備えた投資の必要性について、企業は認識はしているものの実際の投資は足りていないことが分かった。

アンケートでは、企業の76.4%が第4次産業革命の技術がビジネスをする上で重要だと答えたが、来年の関連投資を計画している企業は16.6%にとどまった。

pseudojm@yna.co.kr 

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>



原文記事
出所:聨合ニュース(2017.12.03)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
メタ情報